新車のコーティング



新車のコーティングの必要性について

新車のコーティングの必要性について

公開日:2020年1月11日
更新日:2024年2月20日

新車を購入するとディーラーでコーティングを勧めらることが多いのではないでしょうか。「新車のコーティングって必要?」「コーティングで得られるメリットって何?」「新車のコーティングはどこでできるの?」と疑問を抱いていないでしょうか?

新車のコーティングの必要性は人によって異なります。「愛車を新車のような状態で長く保たせたい」「洗車を楽にしたい」と考えている方はコーティングをおすすめします。しかし、「洗車は滅多にしない。」「車の見た目(見栄え)は気にしない」という方はコーティングはおすすめできません。

当記事では、新車のコーティングの必要性やメリット、費用相場について詳しく解説していきます。この記事を読んで豊かなカーライフが実現できるよう参考にしていただければ幸いです。

著者情報

株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史

2008年にガラスコーティング専門店の株式会社カービューテイーアイアイシーに入社
現在まで2,000台以上のカーコーティング,ガラスコーティングの施工実績を持ち、特に輸入車などの施工実績が豊富である。カーコーティングのオプション作業としてホイールコーティングの実績も豊富で様々な知識と技術力を有す。

新車のコーティングは必要?

新車にコーティングって必要

新車のコーティングの必要性はひとそれぞれです。愛車を新車のような状態を長く持続させたい。洗車を楽にさせたいとお考えの方はカーコーティングはおすすめです。しかし、滅多に洗車しない。見た目を気にしないという方はコーティングをしないても問題ありません。両者の違いを詳しくみていきましょう。

新車時にコーティング必要な方

新車のコーティングは必要?

新車のような状態を長く綺麗に保たせたいと考えている方はコーティングはおすすめです。新車時にカーコーティングをすると耐紫外線効果、耐スクラッチ性能、耐酸性雨効果、防汚性効果、光沢の向上など様々なメリットが得られます。車を傷める外的要因から保護するコーティングを施工することで常に綺麗な状態をキープさせることが出来るのです。

新車時のコーティングが必要ない方

塗装面の色あせ

新車を購入しても滅多に洗車しない方はコーティング施工はおすすめしません。せっかくコーティングを施工しても汚れが固着した状態で長期間放置するとコーティング被膜にダメージが加わりすぐに剥がれてしまったり、効果が落ちてしまいます。また、コーティングは新車のような状態を長くキープさせるために行う施工なので、見た目を気にしない方はコーティングは不必要などいえます。
参考になる記事: 車のコーティングって必要?メリットや業者,種類の選び方を解説

【2章】新車コーティングのメリット(効果)

新車コーティングのメリット

新車にコーティングをするメリットは塗装面にキズや汚れの固着を防ぎます。汚れや埃が水洗いで簡単に落とせるようになるため普段の洗車が楽になります。また、紫外線や酸性雨、花粉、黄砂による劣化を防ぐため新車時の光沢を維持させることができます。

新車の美しさをキープできる

コーティング 光沢

新車時にコーティングを施工することで、新車時の輝き(艶)をキープすることが可能となります。また、ガラスコーティングやセラミックコーティングのような特殊なコーティングを施工することで新車時よりも光沢が向上するといったことがメリットです。>

紫外線による色褪せから守る

コーティングには紫外線をカットする機能が得られるため、新車時にコーティングを施工しておくことで、紫外線による色褪せや塗装の剥離を防止することが可能となります。コーティングを施工していないと紫外線による劣化が進み、塗装の色褪せや塗装が剥離してしまい数年後には無残な姿になってしまうこともあります。
参考資料:黄砂化学成分調査

洗車が楽になる

新車時にコーティングを施工すると花粉や黄砂、排気ガスなどの油汚れ、埃などを弾く性質があるため、水洗いで簡単に汚れが落ちるようになります。そのため普段の洗車が楽になるのでメリットといえます。

雨水のシミを予防できる

新車に親水タイプなどのガラスコーティングを施工すると水玉が塗装面に残留しづらくなるため雨水のシミ(イオンデポジット)を防げます。雨水を放置していると洗車ではシミが取れなくなってしまうためコーティングを施工するメリットと言えます。
参考資料:平成30年度酸性雨調査結果について

細かい傷がつきにくくなる

洗車キズといわれる小傷

一部のガラスコーティングやセラミックコーティングは被膜硬度が最大9Hと硬い被膜を形成するため、洗車時における摩耗によるスクラッチ傷が付着しづらくなります。そのため、長期間愛車を新車のように保たせることが可能となります。
参考になる記事:鉛筆硬度9Hコーティングってキズ入らないの?疑問を徹底解説

耐擦り効果の動画はこちら

新車のコーティングが施工できるショップ

コーティング専門店

新車のコーティングは主にコーティング専門店、カーディーラー、カー用品店、ガソリンスタンドの4か所で施工することが可能となります。

店舗 費用相場 特徴
コーティング専門店 10万~30万円 カーコーティング専任の技術者がコーティングを施工するため仕上がりがよく、特殊なセラミックコーティングなどの取扱いがあるため、光沢や効果効能がが高くなります。コーティングの寿命は約5~10年と長持ちするのが特徴です。
カーディーラー 10万~20万円 新車時にコーティングしてあるためわざわざコーティングショップに持って行かなくてもよいのが特徴です。一般的には外注業者にコーティングを依頼するため仲介マージンが発生するケースが多く使用しているコーティング剤は専門店に比べると衰える可能性があります。コーティングの寿命は約5年です。
カー用品店 2万~8万円 ポリマーコーティングやガラスコーティングを主に施工してくれる業者です。カーディーラーやコーティング専門店に比べ価格は安価に施工できます。コーティングの寿命は約2~5年となります。
ガソリンスタンド 1万~5万円 最も手軽にコーティングできるのがガソリンスタンドです。一部のガソリンスタンドのコーティングは屋外で施工することがあるため施工環境はあまりよくないのが現状です。コーティングの寿命は約1~3年となります。
新車のカーコーティングは専門店がおすすめ

新車にカーコーティングを施工するなら専門店がおすすめです。専門店をおすすめする理由は以下の通りです。
①カーコーティング施工後に遠赤外線乾燥でコーティング被膜を強制乾燥させる
②カーコーティング施工時にクリーンルーム(埃などが入らない環境)で施工するため仕上がりがよい
③コーティング施工時に純水でカーコーティングを施工するためコーティングの密着性が向上する
④コーティング施工後のメンテナンス(アフターフォロー)が充実している

参考になる記事:ディーラーと専門店コーティングの違いってなに?疑問を徹底解説
参考になる記事:車のコーティングおすすめ専門店9選と後悔しない8つのチェック事項

ボディ以外の新車のコーティング

新車のコーティングはボディのみならず、ホイールや窓ガラス、ヘッドライト、レザーシート(本革)にもコーティングを施工することが出来ます。

ボディコーティングの種類

車のコーティングにはワックス、ポリマーコーティング、ガラスコーティング、セラミックコーティングと主に4種類存在します。得られる効果や費用相場が異なるため、自身に最適なコーティングを選ぶようにしましょう。
参考になる記事: 車のコーティングは全6種類!各特徴と愛車にマッチする種類の選び方

窓ガラスコーティング

窓ガラスコーティング

窓ガラスコーティングとはガラス面にコーティングを施すことで、水弾きが良くなり、雨天走行時の視界が良好になります。また、油膜の付着を軽減することが出来るため、新車のコーティング時には窓ガラスコーティングも一緒に行いましょう!

ホイールコーティング

ホイールコーティング

新車時にはホイールのコーティングもおすすめです。ホイールはブレーキダストや油汚れにより汚れが固着してしまい洗車では落とすことが難しくなります。ホイールコーティングを行うことで汚れ落ちが良くなり、洗車が楽になります。特に、欧州車などのブレーキダストが多い車両におすすめの作業です。

ヘッドライトコーティング

ヘッドライトコーティング

ヘッドライトはポリカーボネートという素材で出来ており、紫外線による劣化が受けやすくなります。劣化が進行すると黄色変化してしまい、黄ばみやクラックの原因となります。

レザーシートコーティング

レザーシートコーティング

レザーシートにもコーティング出来るの?と感じた方も多いと思います。レザーシートはジーパンや靴の汚れなどが付着してしまうのでお手入れが大変です。乗車時にも摩擦でシートに負担がかかるため、亀裂や剥離の原因となります。>

プラスティックコーティング

プラスティックコーティング

車のプラスティックパーツ(未塗装樹脂)は紫外線による劣化で色抜けを起こし白くなってしまいます。新車の綺麗なうちにコーティングをしておかなければなりません。劣化が進み色抜けを起こしてしまうと復元するのが難しくなります。

プラスティックコーティングの詳細はこちら

5-7 メッキモールコーティング

メッキモールコーティング

欧州車のメッキモールは白い斑点状にシミが付着してしまい洗車では取れない汚れになってしまいます。メッキモールコーティングを行うことで欧州車特有の水シミを防ぎます。

メッキモールコーティングの詳細はこちら

新車コーティングの疑問(Q&A)

新車のコーティングでよくいただく質問をまとめました。

Q,新車時にコーティングしないとどうなる?

A,新車にコーティングをしないと、紫外線による劣化で塗装が色褪せたり剥離します。また、酸性雨による水シミの付着や洗車時の摩耗で細かいスクラッチ傷が付着しやすくなり塗装面の光沢が低下します。洗車時も汚れ落ちが悪いのでお手入れが大変になったり、汚れが固着して洗車でも取れなくなってしまいます。

Q,新車コーティングのベストなタイミングは?

A,新車で納車されてから2週間以内が理想です。新車納車後にボディが汚れてしまったり、シミや細かい傷が付着した場合下地処理に高額な費用が発生するケースがあるため早めにもっていくようにしましょう。

Q,新車コーティングをすると査定額は上がる?

A,車の売却時に車体が綺麗であれば売却時の査定額は向上するケースがあります。一般的な車の査定基準は①年式②走行距離③整備記録(メンテナンスの有無)④美観です。綺麗な状態にすることで愛車の査定額が向上します。

Q,新車にコーティングしない方がいい理由は?

A,愛車の美観(見た目)を気にしなかったり、普段洗車をほとんどしない方は新車のコーティングは必要ありません。何故なら、普段洗車をしないとコーティング膜に汚れが固着し、ダメージが蓄積されることでコーティングの効果が落ちたり、剥がれてしまいます。普段お手入れしない方、美観を求めない方はおすすめしません。

まとめ

この記事では新車のコーティングをした方がよい方とそうでない方を紹介してきました。

愛車を長く新車のようにキープしたい方やお手入れ(洗車)を楽にしたい方はコーティング施工をおすすめします。

また、コーティングを施工することで、紫外線や酸性雨、汚れの固着からボディを守るため常に綺麗な状態を維持しやすくします。洗車時も水洗いで簡単に汚れが落とせるようになるため新車時のコーティングは愛車を綺麗に保つ上で必要不可欠です。

実際に愛車にコーティングを施工しようと考えるなら、施工する場所(ショップ)も慎重に選ぶようにしましょう。施工するショップで費用相場や効果効能、寿命が大きく変わるため注意が必要です。

今回は最後までお読みいただきありがとうございました。皆様の素敵なカーライフが実現できることをお祈りしております。

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