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想像以上に悪い車内環境健康を害する可能性も!
Q:車内の環境ですが、専門家の立場から見るとどのような状態ですか?
坂部:あまり良いとはいえません。普通、家庭だとこまめに掃除をしますよね?でもクルマというのは減多しないと思います。車内というのは、家にたとえると1畳ほどのところでみんなが生活しているようなものですから、本当はまめに掃除をしないといけないわけです。
坂部:実際にいろいろな雑菌やダニがたくさんいます。これが喘息などのアレルギー症状を引き起こすことは十分考えられますね。
繁殖する環境は常に維持され冬でも室内の雑菌は死なない
Q:悪臭というのもドライバーの悩みのひとつですが、これも雑菌などと関係しているのでしょうか?
坂部:大いに関係あります。カビ臭いクルマがよくありますが、これは実際に車内に繁殖したカビが原因です。
Q:ペットを乗せるということは?
坂部:ペットを乗せると毛がつくだけでなく、フケやアカが落ちますが、これがダニのエサになりますから、これがまた、アトピーや喘息の原因にもなります。実際にペットを買っている家のお子さんのほうがアトピーであることが多いです。
Q:日常的に心がけることは何かありますか?
坂部:まずは掃除機がけです。ダニだけでなく、エサとなる髪の毛やお菓子のクズなどを取り除くことは基本となります。また、汚れたらすぐに拭くようにしてください。
Q:市販の除菌グッズは効きますか?
坂部:ある程度の効果は期待できますが、一般レベルではより安全なクリーニングは無理ですから、定期的に専門家にお願いしたほうがいいと思います。
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◆坂部 貢教授◆
北里大学薬学部公衆衛生学講座・教授
北里研究所病院・臨床環境医学センター・センター長
'88年に留学先の米国タフツ大学でプラスチック製品から溶出する物質(ノニルフェニール)が、ホルモンと同じように働き、体内のホルモンの作用を錯乱することを研究室スタッフらと偶然発見。以来、環境化学物質の生体影響について基礎・臨床の両面から研究し続けている |
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