東京都・千葉県プロテクションフィルム施工専門店 カービューティーアイアイシーです(^^)/
この度はメルセデスベンツC180ボンネットにプロテクションフィルムを施工致しました。
東京都よりお越しくださったA様。ご来店下さりありがとうございましたm(__)m
ボンネット プロテクションフィルム/マット ZEL
IICのプロテクションフィルム施工の大半が、基本的に機械によるパーツごとのデータカットがほとんどです。
しかしボンネットは裏側まで巻き込み、剥がれづらくする為、ボンネットがそもそも開かないタイプの車以外はプロテクションフィルムを手切りしてからの施工となります。
施工手順①
チリ・ホコリを水で流す
まずは、手切りしたプロテクションフィルムにゴミが入らないよう、フィルムの表面と裏面に水をかけ洗い流していきます。
静電気等で目に見えないチリやホコリがすでにプロテクションフィルムに付着している場合もあるので、衣類にも触れない様に濡れた手でプロテクションフィルムを持ち、念入りに流します。
【意識して行う事】 ・剥がし時に使用する液剤ボトルも念入りに水を流す ・地面から空気中にホコリを立てないようにする為、車周りの設置面も予め水を流しておく。 |
施工手順②
ゴミに注意しながらフィルムを剥がし、液剤を入れる
剥がしながらプロテクションフィルムが車体にくっつき過ぎて折り目がつかないよう、滑りやすい液剤を施工部分とフィルム接着面の両方に馴染ませた後、フィルムと塗装を接着する専用施工液に混ぜ合わせます。
上記画像のように2人一組でフィルムの端だけを持ち、ホコリが立たないよう軽くフィルムを引っ張って少し浮かせ、スプレージェットで施工部分の真ん中付近まで液剤を5:5ずつくらいの比率を意識します。
施工手順③
位置決め後、ゴムベラで液剤を抜いていく
プロテクションフィルムの位置をある程度決め、大きな水泡と気泡をある程度手で逃がします。
今回の施工では真ん中から上下にゴムベラを通し、液剤と水を抜いていきます。
気温と混ぜ合わせた液剤の比率にもよりますが、大体3分から5分で液剤が固まり、フィルムと施工部分の接着面がくっつきはじめ、液剤が抜けづらくなるのでここからは1番に速度を意識。
ポイント:1度ゴムベラを通したヶ所は、意識して同じ方向に液剤を抜いていく。
1度ゴムベラを通して水を抜いた箇所に液剤を少しでも戻し、戻した上からヘラを通してしまうと、伸びた液剤がその場で固着してしまい白いモヤのようになってしまいます。 |
湾曲部であるプレスラインは均等に抜くのが難しく、液剤がとても残りやすいので手前で1度止め・・・
プロの力を発揮!!
プロテクションフィルムの端を軽く引っ張りながらゴムベラを通し、上手に抜けたところでプレスラインを通り過ぎたあたりで1度止めておきます。
この際、すでに固まりつつある端側には再度液剤を入れ、フィルム表面を手で揺らし、塗装とくっつかないようにします。
時間が経ち過ぎると水が抜けなくなる恐れがあるので、反対も再度液剤を入れる場合があります。
※反対を同じ手順かつ早送りでお送りします。
軽く引っ張りながら端までしっかり決めたら、仕上げとしてゴムベラを少し硬いヘラに持ち換え再度方向を考えながら今度はストローク長めにヘラを通していきます。
目視はしづらいですが、まだ少し残っている水を外に抜く為の手順となります。
補足:水泡・水残りについて 本的にゴムベラがしっかりと通った場所であれば、仕上げベラを通した際に水が残る事はありませんが、これも時間が経ち過ぎてしまっていると水泡が小さい水たまりのようになって抜けなくなってしまいます。 時期によって抜けやすさは変わりますが、施工したプロテクションフィルム面に残っているのが水であれば、時間の経過と共に抜けていきます。 |
施工手順④
フィルム端と車体を洗い流し・乾燥後に仕上げ
上記画像のように、水をかけながら仕上げベラを通すのは、端を液剤でくっつけても逃がした液剤の泡が少し戻り、貼り付かない上に何度も通していると白いモヤの原因となる為です。
プロテクションフィルムと施工部分の接着面に空気が入らないよう、慎重に水をかける事によって液剤の泡が流されて貼り付くようになるからです。
エッジ部分まで貼り付けたらボンネットを持ち上げ、周りを拭き上げてプロテクションフィルムの端が乾くのを待ちます。
裏面を液剤で貼り付けようとしても今度はエッジ部分が貼り付かなくなる場合があるので、しっかりと水分が抜けるのを待つのが主流ですが・・・
プロは時短の為、待たずにエアブローで水分を吹き飛ばしてしわが残らないように均等に貼り付けます(凄く気を付ける)
時間が十分に経ってから最後に施工したプロテクションフィルムの端をヒートガンを使い、浮いて来ないように熱で貼り付けをして仕上げとなります。
仕上げ画像↑
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著者情報
株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史
2008年にガラスコーティング専門店の株式会社カービューテイーアイアイシーに入社
現在まで2,000台以上のカーコーティング,ガラスコーティングの施工実績を持ち、特に輸入車などの施工実績が豊富である。カーコーティングのオプション作業としてホイールコーティングの実績も豊富で様々な知識と技術力を有す。