断熱効果,断熱カーフィルム
赤外線とは
まず、赤外線と紫外線の違いについてお伝えします。1800年頃にハーシエル(F.W.Herschel)が、可視スペクトルの端より熱効果があることを発見しました。これが可視光線と同種類の光波【電磁波】であることを示しました。これが赤外線の発見であり、現在では日常生活の場面で様々な用途で使用されています。
家庭で使用されている赤外線は暖房機器や電気ストーブなども赤外線を活用されております。太陽光の波長【赤外線】は肌のジリジリ感や熱さといったものに繋がります。赤外線を効果的にカットすることが遮熱効果や断熱効果に繋がるのです。
紫外線とは
太陽光には大きく分けて【赤外線】と【紫外線】と【可視光線】がありますが、紫外線にも波長によって大きく3つに区分することが出来ます。UVA、UVB、UVC分けることが出来ますが、地表に届くのはUVAとUVBの2種類となります。
UVAとは物質を透過しやすく、雲などの物質の影響を受けづらく、太陽から地表に届く約9割を占めています。肌に急激な障害を与えませんが、人間の肌の奥まで浸透し、肌のハリや弾力を失わせるのです。メラニン色素を酸化させてしまうため、肌を黒くしてしまう作用もあります。
UVBはUVAに比べ地表に届く割合は1割ほどとなりますが、肌への影響が強いため、短時間でも日焼け【日焼けによる炎症】や【色素沈着反応】を起こします。肌面の影響だけでなく、表皮細胞やDNAを傷つけてしまい生体への悪影響が強くなります。
カーフィルムによる赤外線カットと紫外線カット
カーフィルムの性能にUVカット「紫外線」とIRカット「赤外線」の2種類があります。日焼けの原因となる紫外線と熱さの原因である紫外線をカットすることによって、快適な車内空間が実現します。カーフィルムのメーカーによっても赤外線カット率や紫外線カット率が異なり、耐久性も大きく変化しますので、ご注意下さい。当店で使用している商品は高性能フィルムとなり、耐久性も高い製品となります。
季節で変動する紫外線と赤外線の量
紫外線や赤外線は夏季に強くなり、冬季には弱まります。これらは、紫外線などが大気層「オゾン層」を経過する距離との関係があるのです。夏季には太陽が最も近づく季節となり、大気層を通過する距離が短くなるために夏季に量が増えるのです。また、時間によっても紫外線の量は変わります。最も多い時間帯は10時~14時頃までです。日中の紫外線に気を付けることが重要なのです。カーフィルムを張ることで、紫外線を効果的にカットすることで肌のトラブルも軽減することが出来るのです。
スモークフィルムじゃなくてもUVとIRはカットできる
昨今では紫外線や赤外線の量が多くなっており、各フィルムメーカーも紫外線や赤外線カットのフィルムに力を入れております。その中で、透明タイプのフィルムでも紫外線や赤外線をカットできるようになっているのです。一般的にスモークフィルムは断熱効果や遮熱効果が得られると勘違いされている方が多いのですが、スモークフィルムでも赤外線をカットしないフィルムも存在します。また、紫外線のカット率もメーカーによって異なるので注意が必要なのです。
遮熱効果と断熱効果は違います
遮熱効果
遮熱効果とは、遮蔽係数で判断することが可能で、直射日光の日射熱を遮る効果を表す通知です。カーフィルムの遮熱能力は1より小さいければ小さいほど遮熱効果が高いと言えます。
断熱効果
断熱効果とは室内の温度を外気に放出しないことを当店では断熱効果と定義しております。断熱効果を高めるためには赤外線効果の高い製品が好ましいと言えるでしょう。
アイアイシーのカーフィルム
アイアイシーでは高性能なフィルムを数多く取り揃えており、お客様のニーズに合った製品をご提案させていただきます。ミラータイプやグリーンフィルム、スモークフィルムで快適な車内空間を実現します。また、技術や設備環境にも圧倒的な自信がありますので、是非アイアイシーへご相談下さい。