車の雨シミを落とす方法や道具と予防策をIICが解説



大切な愛車を洗車した時、雨シミを発見!!
とがっかりして慌てて雨シミ落としについて検索したのではないでしょうか?愛車に雨シミがついているとテンション下がりますよね。
どうにかして雨シミを落としたい!予防策が知りたい!と考えるのではないでしょうか。
実は車に付着する雨シミはコーティングの有無に関わらず付着してしまいます。そんな雨シミは自分でも簡単に落とすことが出来るのです。
この記事では、雨シミの落とし方や使用する道具と付着させないための予防策をコーティングプロ歴18年の筆者が詳しく解説させていただきます。
この記事を読んで皆様の豊かなカーライフが実現できることを願っております。

著者情報

株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史

2008年にガラスコーティング専門店の株式会社カービューテイーアイアイシーに入社
現在まで2,000台以上のカーコーティング,ガラスコーティングの施工実績を持ち、特に輸入車などの施工実績が豊富である。カーコーティングのオプション作業としてホイールコーティングの実績も豊富で様々な知識と技術力を有す。

車に付着する雨シミとは

雨シミとは

車に付着する雨シミは主に酸性雨(雨)の水滴が乾いた跡として塗装面に固着します。その他にも油膜が原因で塗装面に雨シミを付着させてしまうなど様々な理由で付着するため、日常のお手入れや予防策を理解しておくことが重要となります。

次の章では、雨シミや水垢が付着する6つの原因を確認していきましょう。

雨シミや水垢が付着する5つの原因

雨シミが付着する原因

雨シミが付着する原因は大きく分けて5つあります。
この5つの原因を抑えておくことで、雨シミの悩みから解放され美しいボディを維持することができるので詳しく見ていきましょう!

雨シミが付着する5つの原因

① 雨が降った後に洗車せず放置している
② 井戸水で洗車をしてしまっている
③ コーティング施工後にメンテナンスをしていない
④ 炎天下で洗車を行っている
⑤ 洗車時の水分をしっかりと拭き上げていない

原因① 雨が降った後、洗車せず放置している

雨が降ったまま放置している

雨が降った後に洗車せず放置していると雨シミが付着します。雨は酸性となり大気中の汚れが車に付着します。特に花粉や黄砂、PM2.5、排気ガスによる油分など様々な有害物質が塗装面に付着します。付着した汚れを長期間放置してしまうことによって雨シミとして塗装面に固着してしまうのです。また、雨水には海水に由来する成分(海塩粒子)の他、鉱物粒子由来のカルシウムイオンや大気汚染物質に由来するイオンなども含まれており、それらの汚染物質を放置してしまうことが付着する原因です。

酸性雨とは、PH5.6以下とされており、国内で観測される雨は広い範囲でPH4.8程度が観測されていると環境省の調査結果でもあきらかになっています。

参考資料:酸性雨対策 平成30年度酸性雨調査結果について

原因②井戸水で洗車を行っている

井戸水で洗車している

井戸水で洗車している場合にも雨シミが付着します。井戸水にはミネラルやカルシウム、マグネシウム、塩化物イオンなどの物質が多く含まれるため、塗装面にそれらのイオン物質が固着してしまいます。井戸水洗車を行っている車両は必ずと言ってもいいほど雨シミが付着しているので注意が必要です。

参考になる記事:井戸水洗車は本当に危険。井戸水のシミが付着した場合の対処法を伝授

原因③コーティング施工後にメンテナンスをしていない

メンテナンスしていない

車のコーティング施工後にメンテナンスをしていない車両にも雨シミの付着が確認されます。どんなによいコーティングを施工してもメンテナンスをしなければ雨シミがコーティング被膜に固着してしまいます。少なくとも1年に一度はメンテナンスを行うことが理想です。

参考になる記事:コーティングメンテナンスとは?必要性とメンテナンス頻度を解説

原因④炎天下で洗車を行っている

炎天下で洗車を行っている

炎天下で洗車をしている場合も雨シミが付着してしまいます。原因として炎天下で洗車をしてしまうと水道水が乾くことで、水道水に含まれるミネラルやカルキ、塩素などの成分が塗装面に残留し雨シミを固着させてしまします。雨シミが付着する最も多い原因は炎天下での洗車と言っても過言ではありません。

原因⑤洗車時の水分をしっかりと拭き上げていない

洗車時の水分をしっかりと拭き上げていない

洗車時の水分をしっかりと拭き上げていない車両も雨シミが付着します。先ほどお伝えした通り水道水にはミネラルやカルキが多く含まれるためそれらの物質が塗装面に残留することで雨シミを付着させてしまいます。

参考になる記事:コーティングした車の正しい洗車方法と手順をプロが徹底解説

原因⑥花粉によるシミ汚れが付着する

6つ目の原因は黄砂による塗膜の腐食でシミ汚れが発生します。黄砂は硫酸イオンやカルシウムイオンなどが多く含まれており塗装面に頑固なシミを付着させます。また塗装自体を劣化させてしまうため、黄砂飛来シーズンである2月中旬から6月頃までは塗装が傷みやすくなるので注意が必要です。

参考になる記事:車の塗装に花粉シミを発見,簡単に取り除く4つの方法と対策

参考資料:?黄砂対策 黄砂化学成分調査

以上、6つの原因で雨シミを付着させてしまいます。ここからは雨シミの種類について確認していきましょう。

車に付着する雨シミの種類

車体に付着する雨シミはイオンデポジットとウォータースポットの2種類があります。以下、両者の違いを詳しく解説していきます。

イオンデポジット

雨シミ イオンデポジット

イオンデポジットとは雨水や水道水が乾いくとカルキや塩素、ミネラル成分、酸性物質が塗装面に残留し白い水垢が付着している状態を指します。このイオンデポジットは塗装面の温度が高温になる夏場などに発生しやすく、濃色車などに多くみられるのが特徴です。長期間放置すると洗車では取れないほど頑固に塗装面に固着します。しかし、このイオンデポジットは専用の除去剤を使用すれば簡単に取り除くことができます。後ほど詳しく見ていきましょう。

参考になる記事:イオンデポジットとウォータスポットの原因と5つの対策を解説

ウォータースポット

雨シミ ウォータースポット

ウォータースポットとは、イオンデポジットが進行し塗装面を陥没(クレーター状)させている状態を指します。ウォータースポットはケミカル剤などでは取り除くことができないため、研磨剤などでポリッシュ(磨き作業)を行わなければ取り除けません。この状態になっている場合は無理に取ろうとせず、専門業者に相談するようにしましょう。

参考になる記事:ウォータースポットは薬品で取り除けない,対策と原因を徹底解説

3つの種類を理解できましたか?ここからは、雨シミを取り除く方法について詳しく見ていきましょう。

自分で雨シミを除去する方法

自分で雨シミを取る方法

では、実際に自分で出来る雨シミや水垢を取り除く方法をみていきましょう。車に付着した雨シミは3種類の溶剤で取り除くことが可能となります。

① メンテナンスクリーナー
② 水垢除去剤
③ イオンデポジット除去剤

メンテナンスクリーナー(コーティング車対応) 軽度なシミ取り効果と保護成分が含まれる 2,970円
水垢除去剤(淡色車用) (コーティング車非対応) 頑固な雨シミが取れる商品 2,480円
水垢除去剤(濃色車用) (コーティング車非対応) 頑固な雨シミが取れる商品 3,190円
イオンデポジット除去剤 (コーティング車対応) 強固な雨シミや水垢取り専用 3,020円

※2022年7月9日現在の価格

SCHILDメンテナンスクリーナー

雨シミ除去用 メンテナンスクリーナー

カーコーティングが施してある車両に使用するならSCHILDメンテナンスクリーナーがおすすめです。軽度なイオンデポジットの除去に最適です。また、コーティング膜に付着した油膜も除去することができるため、コーティングの寿命を向上させることも可能な商品です。

こんな方におすすめ

洗車時にうっすらと浮かび上がる水シミはメンテナンスクリーナーがおすすめです。また、雨シミの付着を予防する観点からも月1回ご使用いただくことで雨シミから愛車を守ります!

メンテナンスクリーナー施工方法

ステップ①付属のスポンジにメンテナンスクリーナーを塗布

スポンジに付着

予め洗車を行い塗装面を綺麗な状態にした上で、本液を付属のスポンジに付着させていきます。
※大きさによって異なりますが、本液1本で約5台分の施工が可能となります。

ステップ②メンテナンスクリーナーの塗布

メンテナンスクリーナーの塗布

洗車後の塗装面に水が残っている状態でメンテナンスクリーナーを満遍なく塗布していきます。縦横優しく塗り込むだけで簡単に施工することができます。メンテナンスクリーナーを塗布することでコーティング膜に付着した軽度なイオンデポジットや水垢を取り除くことが可能となります。
※ムラになる可能性があるため1パネルごとに行いましょう。

ステップ③すすぎ作業

すすぎ作業

メンテナンスクリーナーの余剰成分が残るため水拭きもしくは水道水でしっかりと洗い流します。

誰でも簡単施工方法を動画で見るならこちら

イオンデポジット除去剤

洗車では取れない頑固なイオンデポジットはイオンデポジット除去剤を使用して取り除きます。

ステップ① イオンデポット除去剤を塗布

マイクロファイバーにイオンデポット除去剤を塗布

まず初めにボディを洗車します。その後、イオンデポジット除去剤をマイクロファイバークロスにしみ込ませていきます。

ステップ② イオンデポジット除去剤を塗装面に塗布
塗装面の小傷やシミ除去を行うボディ磨き

イオンデポジット除去剤をしみこませたウエスを雨シミが気になる箇所に塗り込んでいきます。シミが気になる箇所を中心に何度か擦っていくだけでシミに反応し除去することが可能となります。イオンデポジット除去剤で取れないシミ(ウォータースポット)は塗装面に侵食してしまっているため、研磨剤を使用しなければ取り除くことが出来ません。

取れないシミについ

イオンデポジット除去剤で取れないシミ(ウォータースポット)は塗装面に侵食してしまっているため、研磨剤を使用しなければ取り除くことが出来ません。

イオンデポジット除去剤の使用方法を動画で見る

頑固なイオンデポジットを除去する業務用ケミカル

SCHILDRイオンデポジット除去剤は塗装面に固着した頑固な水シミやスケール、雨シミを瞬時に除去する製品です。業務用イオンデポジット除去剤はコーティング前の下地処理に最適な製品です。
SCHILDRイオンデポジット除去剤
価格:3,020円
※2024年1月24日現在の価格です

雨シミの6つの予防策

①マメに洗車をすること

1つめの予防策はマメに洗車することです。マメな洗車とは駐車環境やボディカラーによっても異なります。以下イラストのように最低でも月1回は洗車をするようにしましょう。

最適な洗車頻度

上記のイラストを参考に洗車してあげましょう。

②定期メンテナンス

2つ目の予防策はコーティングメンテナンスを行うことです。先ほどご紹介したメンテナンスクリーナーを使用して適度にお手入れしてあげましょう。コーティング被膜に固着した雨シミを放置している時間が長ければ長い程、塗装に侵食しウォータースポットなどの重度なシミ汚れになってしまうので定期的にメンテナンスクリーナーでお手入れをすることが理想です。メンテナンス頻度も駐車環境や洗車頻度によって異なるため以下イラストのように最低でも半年に1度はメンテナンスクリーナーでお手入れしてあげましょう。

最適なメンテナンス頻度

コーティング被膜に固着した雨シミや水垢を放置している時間が長ければ長い程塗装に侵食しウォータースポットなどの重度なシミ汚れになってしまうので定期的にメンテナンスクリーナーでお手入れをすることが理想です。

③車体カバーを使用する

完璧に雨シミから守るには車体カバーの使用をおすすめします。しかし、車体カバーは風などで擦れて細かいスクラッチ傷(微細な傷)が塗装面についてしまいます。その点を加味した上でご使用下さい。

④洗車時の拭き上げに気を付ける

洗車時の水分をしっかりと拭き上げる

水道水に含まれるカルシウム成分やカルキが原因で塗装面井シミを付着させます。洗車後はしっかりと水分をしっかりと拭き上げるようにしましょう。

⑤親水コーティングを施工する

親水コーティングでイオンデポジットを軽減

親水タイプのコーティングは水滴が塗装面に残留しづらいため雨シミが付着しづらくなります。雨シミが気になる方は親水タイプのコーティングを施工してあげましょう。

参考になる記事:親水ガラスコーティングの
特徴やメリットを徹底解説

⑥直射日光が当たる場所洗車しない

雨シミは水分が蒸発した際、水道水に含まれるカルキやカルシウム成分が残留することでシミを付着させます。洗車時に直射日光が当たってしまうと水が乾いてしまいイオンデポジットなどのシミを付着させるため避けましょう。

参考資料:酸性雨による塗膜劣化 とその対策

雨シミでよくある質問

 Q:車の雨シミはどうやって落としますか?

A イオンデポジット除去を使用して落としましょう。研磨剤入りのケミカルを使用すると塗装面に微細な小傷(スクラッチ傷)が付着したり、コーティングしてある車に施工してしまうと、コーティング膜が剥がれてしまうので注意しましょう。

 Q:雨によるシミはどうやってできるの?

A 車に雨が付着すると汚れと混ざり、雨が乾くことで塗装面に酸性物質や汚染物質が残留することで雨シミを付着させてしまいます。雨シミを防ぐならこまめに洗車することをおすすめします。

 Q:車にできる白っぽいシミは何ですか?

車に付着している白っぽいシミはイオンデポジットです。そのようなシミを発見した場合は早めに取り除いてあげましょう。また、洗車でも取れない場合は専用のケミカル剤(イオンデポジット除去剤)を使用しなければ取ることができません。

 Q:フロントガラスのシミが取れません。どうしたらいいですか?

フロントガラスに付着してシミはガラス用研磨材を使用しなければ取ることは出来ません。洗車後のガラス面に研磨剤を付着させ、マイクロファイバークロスで拭き上げるようにして取り除きましょう。

 Q:車の茶色い汚れは何ですか?

車に付着する茶色い汚れは、花粉や黄砂などの物質が塗装面に付着している状態です。雨が降ると塗装面に花粉や黄砂などが激しく固着するため、汚れが気になったらすぐに洗車するようにしましょう。

まとめ

雨シミや水垢対策についてのまとめ

雨シミは塗装面に固着すると洗車では取れないほどの頑固なシミ汚れとなります。そのため、雨シミを日頃から予防することが大切です。

~雨シミを付着させないための予防策~

・雨に濡れたらマメに洗う
・洗車時に水分が乾かないように注意する
・シミが付着したら早めに溶剤を使用し対処する
・井戸水は使用しない

この4つを守ることで雨シミの付着を軽減し常に綺麗な状態をキープすることが可能となります。また、コーティング被膜を常に綺麗な状態にキープすることでコーティングの寿命を延ばすことが可能となります。大切な愛車をいつまでも輝かせるために参考にして頂ければ幸いです。

また、万が一雨シミが付着してしまった場合は専用の溶剤を使用して取り除くことが大切です。しっかりとお手入れを行い美しい愛車を保ちましょう。

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