LIFESTYLE
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クラシカルの美学を触発した、「GT-Rは最後の内燃機関」
長くアパレル業界に身を置く金子さんにとって、車もまた、ファッションの一つ。とりわけアメリカは西海岸のカルチャーに惹かれ、最近は頻度こそ減ったものの、休日にはサーフィンを嗜む。
そんな金子さんの愛車遍歴はかつて車好きの話題をさらった日産スカイラインに始まり、トヨタのハイラックスやフォルクスワーゲン・ゴルフカブリオレ、ジープ・ワゴニアと幅広く乗り継いできた。
歴代の愛車の多くに共通するのが、車の原点を感じさせる四角いフォルムだ。
無骨にしてクラシカルなデザインに美意識をくすぐられ、金子さんは現在、1967年式のフォード・マスタングのオーナーでもある。このヴィンテージカーを最良の形で入手するべく、車両の手配もレストアもアメリカ・シカゴの業者に依頼し、手元に届くまでに2年もの月日を要した。
しかし、彼の美学を体現するのはそれだけではない。クラシックへの志向はデザインにとどまらず、金子さんは2025年式のGT-Rも所有する。車好きには説明不要だろう。スカイラインの系譜を受け継ぎ、「技術の日産」を象徴するスポーツカーだ。
「もともとスポーツカー好きというわけでもなく、デザインが抜群に好みかと言うと、そうでもないのが正直なところです。ただ、純内燃機関を採用したモデルは、恐らくこれが最後。買わずにはいられませんでした」
GT-Rは2025年8月に生産終了を迎え、金子さんが所有する2025年式は最終形。次なるモデルは電動エンジンへの移行も噂され、EV化の潮流に逆らうような選択はクラシカルに美意識を触発される金子さんならではだ。

































