車のガラスコーティングを自分で簡単にやる方法をプロが暴露

車のコーティングを施工しようと自分で出来る方法を検索しているのではないでしょうか? 実は車のコーティングは自分でも施工出来ますが、正しい施工方法(やり方)注意点を理解していないとコーティングのムラの発生や、定着率の低下などが起こり得ます。

誤った施工方法で施工するとコーティング本来の効果効能は長持ちしません。 当記事では、車のコーティングを自分で施工するやり方をお伝えすると同時に、おすすめのガラスコーティング剤や下地処理商品などをコーティングプロ歴18年の筆者が下記の項目に触れながら詳しく解説します。

① 車のコーティングを自分(DIY)でやるやり方・方法が知りたい ② 下地処理に使用する商材があれば知りたい ③ おすすめのガラスコーティング剤があれば教えてほしい ④ガラスコーティング施工時の注意点や施工後のお手入れが知りたい ※2025年3月8日加筆

自分でコーティングする前に抑えておく3つのポイント

実際の施工方法を見ていく前にここだけはプロとして絶対に知っておいてほしいポイント3つを下記で紹介します

1.必ず晴れた日の朝から行うこと

晴れた日の朝のイメージ
ガラスコーティングを自分でやる場合には、必ず晴れた日で朝から行うようにしましょう。洗車や下地処理を行う必要があるため、約8時間程度の作業時間が必要です。 作業を途中で止め、翌日に改めて施工する際には塗装面に汚れが付着して手間が増えてしまったり、仕上がりや寿命が短くなってしまうこともあるので、自分でコーティングを行う際には朝から施工するようにしましょう。

2. 美しく仕上げるには下地処理を丁寧に行う

自分でガラスコーティングを施工する際に美しく仕上げようと思うなら下地処理を丁寧に行うようにしましょう。 車の塗装面には、下記のイラストのように排気ガスなどの油膜や酸性雨などのイオンデポジット、黄砂や花粉が塗装面に付着しています。これらの汚れはカーシャンプーでは完全に取り除くことは出来ません。これらの汚れが残った状態でコーティングをしてしまうと密着性が低下してしまい寿命が短くなったり光沢が低下してしまいます。

コーティングを美しく仕上げるには塗布よりも下地処理を超丁寧に行う

下地処理を丁寧に行うことで

コーティング被膜の密着性が向上し長持ちする ・仕上がり(光沢・艶)が向上する 下地処理は最も重要な作業ですので丁寧に行うようにしましょう!

3. 施工直後は絶対に水気に濡らさない

ガラスコーティング施工直後は絶対に水に濡らさないようにしましょう。

せっかくコーティングした後に雨や洗車をしてしまうと

コーティング被膜が乾燥する過程で硬化不良を起こし、寿命が短くなってしまったり、撥水性能が低下してしまいます。ガラスコーティングは表面乾燥に約8~24時間程度かかるため、その間は絶対に濡らさないように注意しましょう。万が一濡れてしまった場合は早めに水気を拭き上げるようにしましょう。 上記のポイントを抑えた上でコーティングすることで美しい状態を長く維持できるようになりますので参考にしてください。 次に、自分(DIY)でコーティングを施工する前に用意しておく道具や商品をご紹介していきます。 お問合せフォームのバナー

自分で(DIY)コーティングで準備する道具

自分でコーティングをする際には下記の道具を用意して下さい。

商品名or道具名容量価格用途
洗車用具
洗車セットアイテム3点セット (シャンプー&洗車スポンジ&マイクロファイバークロス)300ml2,210円車体の洗車際に使用する道具です。
5L バケツ5L容器372円カーシャンプーを入れて泡立てる際に使用します。
下地処理用品
細部洗浄剤
(イオンデポジット除去剤)
100ml3,940円パネル間に蓄積した洗車では取れない汚れ除去に使用
絵具用筆3個セット599円細部洗浄時のエンブレム周りの清掃に使用します。
鉄粉除去剤390ml1,870円塗装面に付着した異物(鉄粉落とし)に反応させ取りやすくします。
鉄粉取り用粘土1個2,920円塗装面に付着した異物(鉄粉)を取り除く粘土です。
水垢除去剤200ml2,600円塗装面に付着した油膜汚れの除去に使用します。
スケール除去剤
(イオンデポジット除去剤)
100ml3,940円塗装面に付着したイオンデポジットを除去する際に使用します。
ボディ研磨剤塗装面に付着した微細な小傷を落とす作業に使用します。
脱脂クリーナー+クロス1枚付き290ml2,090円脱脂剤で余剰成分を除去し塗装面をフラットに仕上げる溶剤です。
コーティング施工時に使用する道具
コーティング塗り込み用スポンジ3個セット710円コーティングの塗り込み時に使用します。
マイクロファイバークロス10枚セット
(コーティング拭き取り用)
10枚セット6,280円コーティングの拭き上げ作業や下地処理の際に使用します。

上記の道具があれば自分でも簡単に下地処理と本格的なコーティング施工を行うことが可能となります。 それでは、道具を揃えたら、全体の流れについて解説していきます。

自分(DIY)でやるガラスコーティング全体の流れ

ガラスコーティングを自分でやる流れ まず、自分でガラスコーティングをやる全体の流れは3ステップです。詳しく見ていきましょう。

ガラスコーティングを自分でやる際の3ステップ

ステップ1:下地処理

ステップ2:コーティング施工

ステップ3:コーティング施工後のお手入れ

上記の通り、自分でガラスコーティングをやる場合には3ステップで行うようにしましょう。 続いて詳しいやり方・方法について見ていきましょう。

ステップ1:下地処理 細かい所の黒ずみ除去 (細部洗浄編)

下地処理の手順作業目的
下地処理1 細部洗浄パネルの隙間やエンブレム周りの黒ずみ落とし
下地処理2 洗車車体の洗車作業
下地処理3 鉄粉除去車の塗装面に付着した鉄粉の除去作業
下地処理4 水垢除去塗装面に固着した洗車では取れない水垢の除去
下地処理5 イオンデポジット除去イオンデポジットと言われる水シミ落とし
下地処理6 ボディ研磨塗装面に付着した微細な小傷落とし
下地処理7 脱脂作業塗装面に付着した余剰成分の除去を行うコーティング施工前の脱脂作業

下地処理の所要時間と作業の有無

下地処理はボディの状態によって必要か否かが分かれます。

作業内容経年車の下地処理新車の下地処理施工時間
細部洗浄必要不要1~2時間
洗車必要必要1時間
鉄粉除去必要不要1時間
油膜除去必要必要0.5時間
イオンデポジット除去必要必要0.5時間
ボディ研磨状態に応じて不要2時間
脱脂作業必要必要0.5時間

※ボディの状態が極端に綺麗な場合は下地処理をしなくてもコーティング本来の性能を実現することができるので、ボディの状態に合わせてお選び下さい。

ステップ2:コーティング施工の流れ

下地処理の手順作業目的
1,コーティングの塗布コーティングを塗り込み定着させる作業
2,コーティングの拭き取りコーティング被膜を拭き取る作業
3,コーティング被膜の乾燥コーティング被膜を硬化させるための乾燥作業

ステップ3:コーティング施工後のお手入れ

下地処理の手順作業目的
1,適度な洗車コーティング被膜に汚れを固着させないための洗車
2,適度にコーティングメンテナンスコーティング被膜に固着した汚れを除去する作業

各ステップごとの施工方法は次章以降で丁寧にお伝えしていきます。

コーティングを塗布する前の下地処理のやり方

細部洗浄

 下地処理1.細かい所の黒ずみ除去 (細部洗浄編)

まずは泥汚れや酸性雨による汚れがパネル間やエンブレム周りの溝に溜まっていないか確認しましょう。
パネル間の隙間やエンブレム周りなどの黒ずみが付着している場合は細部洗浄が必要です。

プロが教える細部洗浄のやり方:筆での細部洗浄

筆にイオンデポジット除去剤を付着させる

ステップ①イオンデポジット除去剤の付着

筆にイオンデポジット除去剤を付着させる。

パネル間やエンブレム周りの汚れを歯磨きのように擦り落としていきます

ステップ②歯磨きのように擦り落とす

イオンデポジット除去剤を筆に付着させたら、パネル間やエンブレム周りの汚れを歯磨きのようにゴシゴシと落としていきます。あまり力を入れすぎると、微細な小傷が付着する可能性があるので優しく除去していきましょう。すぐに取れない場合は30秒程放置して汚れを浮かしてから改めて擦ってみましょう。 ※メッキパーツやガラス部分に付着するとシミになる可能性があるので注意しましょう。

すすぎ作業

ステップ③すすぎ作業

イオンデポジット除去剤は酸性溶剤となりますのでメッキパーツや傷んでいる塗装面が劣化したり変色する可能性があるため、つけ置きせず、すぐに流していきます。すすぎ作業があまいとシミや変色の恐れがあるので注意しましょう!

以上が細部洗浄の方法でした。

プロのワンポイントアドバイス

パネル間の溝はイオンデポジット除去剤を付着させたマイクロファイバークロスをプラスチックヘラにまいて施工すると早く綺麗に仕上がります。

ワンポイントアドバイス

ガラスやメッキパーツに溶剤を垂らしてしまうと変色する可能性がありますのでご注意下さい。

おすすめのイオンデポジット除去剤
すすぎ作業
SCHILD®イオンデポジット除去剤は車の細部に蓄積した黒ずみを除去するクリーナーです。
主にエンブレム周りやパネル間の溝のクリーニングに最適なほか、洗車で落ちない車のボディに付着した、雨染み・水シミに対しても効果を発揮します。
SCHILDイオンデポジット除去剤 価格:3,940円 ※2025年3月8日

下地処理2.ボディ全体の洗車作業

細部の洗浄を終えたら、洗車作業で塗装面の表面に付着した埃や泥汚れを除去していきます。

洗車作業の手順

カーシャンプーをバケツに入れてよく泡立てます

ステップ① カーシャンプーをバケツで泡立てる 

カーシャンプーをバケツに入れてよく泡立てます。泡立ちがよい方が塗装面に加わる摩擦を減らすため、塗装面に負担をかけずに洗車することが出来ます。また、使用するシャンプーは弱アルカリ性のシャンプーがおすすめです。弱アルカリ性シャンプーは油汚れの除去に最適な商品となりコーティング施工前の下地処理に最適となります。

水圧で車体表面の汚れを落とす

ステップ② 水圧で車体表面の汚れを落とす

塗装面に砂利などが残った状態で洗車をすると塗装面にスクラッチキズと言われる微細な小傷が付着するため、念入りに水圧で汚れを落とします。

洗車用スポンジで洗う

ステップ③ 洗車用スポンジで洗う

塗装面に負担をかけないように、力を入れずやさしく洗っていきます。下回りは汚れが多く付着しているので、ボンネットやルーフ(天井)から洗うと良いでしょう。

ステップ④ すすぎ作業

シャンプーの溶剤が塗装面の残らないようにたっぷりの水で表面をすすいでいきます。 シャンプーが乾いてしまいシミにならないように注意しましょう! 次に鉄粉除去に移りますが塗装面の水滴を拭き取らずに、濡れたままの状態にしておきます。

プロがおすすめする洗車用品
洗車アイテム3点セット
下地処理に最適な洗車アイテム3点セット。 塗装面に傷がつきづらい素材のマイクロファイバークロス&洗車スポンジ&濃縮タイプのカーシャンプーは塗装面に負担をかけづらい素材の洗車用品です。 SCHILD®洗車アイテム3点 価格:2,210円 ※2025年3月8日

下地処理3.ボディに付着した異物の除去(鉄粉除去)

洗車まで終わったら、鉄粉除去を行います。鉄粉とは塗装面を触った際にざらざらしたり、黒いブツブツが付着しているのは鉄粉の異物です。鉄粉が残ったままコーティングを塗布してしまうと密着性が軽減することに繋がりますので丁寧に取り除きます。

鉄粉除去作業の手順

ステップ① 鉄粉除去剤の噴霧

塗装面に満遍なく鉄粉除去剤を噴霧していきます。1~2分程溶剤を反応させると、溶剤が鉄粉に反応して紫色に変色します。しばらく放置すると溶剤が鉄粉に反応して紫色に変色します。鉄粉除去剤の噴霧 ※炎天下で鉄粉除去剤を使用すると塗装面が傷んでします恐れがあるため、太陽光の当たらない場所や時間に行いましょう!

粘土で鉄粉取り

ステップ②粘土で鉄粉取り

鉄粉取り用粘土を使用して付着した鉄粉を10㎝四方でやさしく擦って取り除きます。1パネル毎に作業を行い、終了したパネルから水で洗い流すか、濡れたウエスなどで溶剤を流していきます。力を入れずやさしく擦るだけで簡単に取り除くことが可能です。

すすぎ作業

ステップ③ すすぎ作業

全体的に取り除いた後には十分に水で洗い流しましょう!鉄粉除去が完了したら油膜落としを行っていきます。

プロがおすすめする鉄粉除去剤
鉄粉除去剤
業務用の鉄粉除去剤は塗装面に付着する頑固な鉄粉を強力に浮かします。 プロも使用している除去剤なので効果抜群です。SCHILD®鉄粉除去剤 価格:1,870円 ※2025年3月8日

下地処理4.水垢や油汚れの除去(油膜除去)

塗装表面には油汚れ(ワックス、排気ガス、花粉、黄砂)が付着して、汚れの膜になっています。この汚れを除去していくことで、コーティング被膜と塗装面の密着性を向上させることが可能となり、コーティングの性能を向上させることが出来るのです。

油膜取り作業の手順

ステップ① 油膜除去剤の塗布

洗車後、塗装面が濡れた状態で油膜除去剤を塗布して塗装面にやさしく塗り込んでいきます。スポンジで40㎝四方に縦横擦ることで塗装表面に付着した油膜汚れ(黒ずみやワックス)を取り除くことが可能です。 油膜除去 少々力を入れて塗装面を擦っていきます。 油膜除去完了半分は油膜除去完了です。 右部分は水は馴染み、左側は油膜が付着しているため水滴が弾いてしまっています。 油膜除去を行うことで油分が分解されてコーティングの密着性が向上します。

すすぎ作業

ステップ② すすぎ作業

油膜除去剤を使用後は1パネル毎に十分な水で洗い流します。すすぎが甘いとシミになる可能性があるため、しっかりと流して下さい。

水分の拭き上げ

ステップ③ 水分の拭き上げ

油膜取りが完成したら水気は使用しないため、次の作業に移る前に、マイクロファイバークロスで水分を完璧に拭き上げて下さい。 水分の除去が終わったら、洗車では取れないイオンデポジットと言われる水シミを取り除いていきます。

頑固な黒ずみや水垢を落とすのにおすすめの除去剤
頑固な黒ずみや油膜を落とす水垢除去剤
SCHILD®水垢除去剤は塗装面に固着した油膜や水アカ、黒ずみなどを強力に落としコーティング被膜との密着性を向上させる商品です。
SCHILD®水垢除去剤 価格:2,600円 ※2025年3月8日

下地処理5.イオンデポジットの除去作業(スケール除去)

洗車では取れない厄介なイオンデポジットは塗装面に固着しています。イオンデポジット除去剤を使用して塗装面に付着したイオンデポジット除去作業をいきます。

イオンデポジット除去作業の手順

ステップ① マイクロファイバーにイオンデポット除去剤を塗布

マイクロファイバーにイオンデポット除去剤を塗布 イオンデポジット除去剤をマイクロファイバークロスにしみ込ませていきます。

塗装面の小傷やシミ除去を行うボディ磨き

ステップ② 塗装面に塗布

イオンデポジット除去剤をしみこませたウエスを塗装面に塗り込んでいきます。 シミが気になる箇所を中心に何度か擦っていきます。これにより塗装表面に付着しているシミが除去されます

“取れないシミについて”

イオンデポジット除去剤で取れないシミ(ウォータースポット)は塗装面に侵食してしまっているため、研磨剤を使用しなければ取り除くことが出来ません。

頑固なイオンデポジットを除去する業務用ケミカル
頑固なイオンデポジットを除去する業務用ケミカル
SCHILD®イオンデポジット除去剤は塗装面に固着した頑固な水シミやスケール、雨染みを瞬時に除去する製品です。
業務用イオンデポジット除去剤はコーティング前の下地処理に最適。
SCHILD®イオンデポジット除去剤 価格:3,940円 ※2025年3月8日

下地処理6.塗装面の小傷やシミ除去を行うボディ磨き

研磨作業を自分でやる場合はポリッシャーなどの道具を用意しなければならず素人には難しいため、ここでは簡易的な研磨方法をご紹介します

研磨作業の手順

ステップ① スポンジに研磨剤を塗布

スポンジに研磨剤を塗布していき、塗装面を20㎝四方でやさしく擦っていきます。 縦横に擦ることで、塗装表面に付着した軽度な小傷や下地処理で取れなかった頑固なシミ汚れも軽減させます。塗装面の研磨作業を行うことで光沢が向上します。

ステップ② 塗装面に残った研磨剤は水拭き

研磨作業を行うとボディ表面にコンパウンドの余剰成分やパネル間にコンパウンドが付着するため、水に濡らし硬く絞ったマイクロファイバークロスで研磨剤の余剰成分を取り除いていきます。

下地処理7.塗装面の余剰成分を分解する脱脂作業

塗装面をフラットな状態にするために脱脂作業を行います。アルコール系の脱脂剤で表面に付着した余剰成分を分解し、塗装面とコーティング被膜の密着性を向上させます。

脱脂作業の手順

脱脂作業は塗装面の油分や余剰成分を除去する重要な作業となります。 脱脂作業を行うことでコーティング被膜と塗装面の密着性が向上します。 脱脂作業の手順

ステップ① シルト脱脂剤をマイクロファイバーに塗布

マイクロファイバークロスにシルト脱脂剤をしみ込ませて塗布していきます。

塗装面の余剰成分を分解する脱脂作業

ステップ② 塗装面に脱脂剤の塗布

脱脂剤を塗装面に均等に塗りこんでいきます。 塗り込んだ後は乾いたマイクロファイバークロスで溶剤が残らないようにしっかりと拭き上げていきましょう。

コーティング時に最適な脱脂クリーナー
コーティング前に必須な脱脂クリーナー
SCHILD®脱脂クリーナーは塗装表面に付着している油膜や不純物を強力に分解する脱脂クリーナーです。
SCHILD®脱脂クリーナー 価格:2,090円 ※2025年3月8日

プロが教えるDIYの下地処理徹底解説

カーコーティングプロ歴22年の代表がDIYコーティングの下地処理を徹底解説します。
エンブレム周りやドアモールなどの溝にたまった泥汚れを一瞬で取り除く方法や塗装面に付着した小傷やイオンデポジットなどのシミを取り除き、新車のような輝きに復活させます。DIYでも出来る下地処理は以下の動画をご覧ください。

ガラスコーティングの塗布方法・施工方法

コーティングの塗布 下地処理(前準備)が完了したら、ようやくコーティングの塗布に移ります。 コーティングの塗布は広範囲に施工してしまうとコーティング剤が硬化(乾いて)しまいムラになる可能性があるので小面積ごとに仕上げていきましょう。

ガラスコーティングの塗布

コーティングの塗布
ガラスコーティング剤をスポンジに染み込ませ塗装面に塗布していきます。塗布する際には20㎝四方に縦横均等に塗りこんでいきましょう。広範囲に塗り込んでしまうとコーティング被膜が硬化してしまいムラになる恐れがあるため硬化しないように注意しながら作業を行いましょう。また、夏場の気温が高い日はコーティングの乾燥が早まりムラになる可能性があるため気温にも注意しておきましょう。

ガラスコーティングの拭き上げ

コーティングの拭き上げ
きめ細かいマイクロファイバークロスでコーティングを拭き上げていきます。 コーティング拭き上げの際に隣接パネルやガラス面にはみ出してしまうと、溶剤が固まりムラになる可能性がありますのでしっかりと拭き上げるようにしましょう。 また、マイクロファイバークロスにコーティング剤が沢山付着しているとコーティング剤が上手く拭き取れない可能性があるため数枚で仕上げていくとよりムラになるリスクを軽減することが出来るので、数枚用意して仕上げていきましょう。

自分でガラスコーティングを塗布して拭き上げる施工動画は下記をご覧ください。

ガラスコーティングの乾燥

コーティングの乾燥
ここまでくれば程、作業は完了となりますが、車に自分でコーティングをする際に最も重要なことはコーティング被膜の乾燥作業です。 この乾燥作業が甘いとコーティング被膜が上手く硬化せずに持続性や効果効能が低下してしまうことにもなりますので注意しましょう
ガラスコーティング乾燥のポイント

ポイント① 施工後、最低でも24時間は水に触れないようにする ポイント② 施工後は炎天下で塗装面を高温に温め強制乾燥させる ポイント③ コーティング乾燥の理想の気温は15℃~40℃
※コーティング被膜の乾燥には気温が高ければ高いほど硬化が早まります。

ガラスコーティングの乾燥の目安

初期乾燥24時間
完全硬化7日~10日

理想では完全硬化まで水気に触れないようにし、万が一水気に触れた場合は早めに拭き上げる ここまでが、ガラスコーティングの施工方法と乾燥作業です。 しかし、ガラスコーティングを施工したら終わりではありません。 ガラスコーティングを施工後はメンテナンス(洗車orコーティングメンテ)を行うことでコーティング性能を長く持続させることが可能となります。 また、施工後のような輝きを持続させることにも繋がりますのでメンテナンスを必ず行うようにしましょう。

コーティング施工後のお手入れについて

コーティング施工後のお手入れ コーティング施工後はマメな洗車とメンテナンスがコーティングの寿命を延ばします。 この章ではコーティング施工後の最適な洗車の頻度とメンテナンス方法についてご紹介します。

最適な洗車の頻度

ガラスコーティング施工後に洗車をしないとコーティング被膜の上に汚れが付着します。その汚れを長期間付着させたまま放置していると洗車では取れない黒ずみ汚れになったり、イオンデポジットなどのシミ汚れになってしまいます。コーティングをより長持ちさせるためにも適度に洗車を行いましょう。 ガラスコーティング後の最適な洗車頻度とは駐車環境やボディカラーによって異なるので下記のイラストを参考にしてください。 最適な洗車の頻度 上記の最適な洗車頻度を参考に洗車することでコーティング被膜のダメージを軽減しいつまでも美しい状態を保たせることが可能です。 そして、洗車と同時に重要になるのがコーティングメンテナンスです。詳しく見ていきましょう。

適度なコーティングメンテナンス

ガラスコーティング施工後に愛車をいつまでも美しく保つにはコーティングメンテナンスも重要です。 被膜に固着している汚れの除去や、紫外線で加わったダメージを軽減するお手入れです。 ガラスコーティング施工後にマメに洗車をしていても長期間経過すると汚れが蓄積していきます。 蓄積した汚れをコーティングメンテナンスで取り除いていきます。 コーティングメンテナンス 下記のイラストを参考に適度にメンテナンスを行うことが理想となります。 コーティングメンテナンスの最適な頻度も駐車環境や車の色でも最適なメンテナンス異なるので見てみましょう。 最適なメンテナンス頻度 上記のように駐車環境とボディカラーに応じてメンテナンスを行うことが理想です。 そして、メンテナンスに利用する商品はSCHILDメンテナンスクリーナーをおすすめします。表面に付着した軽度なシミや油膜を取り除き、コーティングの水弾きを復活させることが可能な商品です。

SCHILDメンテナンスクリーナーの詳しい内容

商品名価格容量使用量
メンテナンスクリーナー3,120円190ml10台前後

コーティングメンテナンス施工方法

スポンジに付着

ステップ①スポンジに付着

予め洗車を行い塗装面を綺麗な状態にした上で、本液を付属のスポンジに付着させていきます。

メンテナンスクリーナーの塗布

ステップ②メンテナンスクリーナーの塗布

塗装面に水滴が残っている状態でメンテナンスクリーナーを塗装面に塗布していきます。塗り込む際には縦横均等に塗り込んでいきます。 メンテナンスクリーナーは優しく塗り込むだけで、洗車では取り除けない汚れを除去することが可能となります。

すすぎ作業

ステップ③すすぎ作業

メンテナンスクリーナーは施工後余剰成分が残るため、すすぎ作業で余剰成分を洗い流していきます。水が使えない環境の場合はバケツに水を入れ、余剰成分を取り除いていきましょう。 上記、適度なメンテナンスを行うことでコーティングの性能を長持ちさせ、美しい塗装面を持続させますので適度なメンテナンスをおすすめします。

SCHILD®メンテナンスクリーナー
メンテナンスクリーナー
SCHILDメンテナンスクリーナーはコーティング被膜に固着している汚れを取り除き、常にコーティング被膜を良好な状態へ保ちます。 他社製品のコーティングメンテナンスにも使用することが出来る製品です。
SCHILD®メンテナンスクリーナー 価格:3,120円 ※2025年3月8日

自分でやる車のDIYコーティングでよくあるQ&A

車のDIYコーティング ここからは自分でやるDIYガラスコーティングでよくあるQ&Aについてまとめてみました。

自分でやるDIYコーティングの施工費用ってどれくらい?

自分でやるDIYガラスコーティングの施工費用の相場はコーティングのみで6千円~9千円程度となります。下地処理などのケミカル類を合わせると総額で1万5千円程度見ておけば問題ないかと思います。使用するガラスコーティング剤や下地処理の有無によって費用が異なるので施工する前に、自身の愛車に必要な道具を確認しておきましょう。

自分で施工した際の施工時間はどれくらいかかりますか?

自分で施工した際の施工時間はガラスコーティングの施工で約2~3時間程度見ておけばよいでしょう。下地処理などの洗浄作業を含めると6~8時間程度の時間を要しますので時間に余裕をもって作業するようにしましょう。

ガラスコーティングの硬化時間はどれくらいかかりますか?

ガラスコーティングの硬化時間は表面乾燥で約2時間程度となります。初期乾燥にかかる時間は24時間となりますのでその間は水気に触れないように注意しましょう。万が一濡れてしまった場合は早めに拭き上げるなどしてコーティング被膜の硬化不良を起こさないように注意が必要です。また、完全硬化までの時間は約2週間~1カ月程度となりますのでその間のシャンプー洗車は避けるようにしましょう。

ガラスコーティング乾燥時の硬化温度はどれくらいですか?

ガラスコーティングの乾燥で最適な硬化温度は約20℃~35℃となります。高温であれば高温なほどコーティング被膜の硬化が早くなり硬度(硬さ)や光沢、撥水性能等が向上しますので出来るだけ気温が高い日に施工してあげましょう。直射日光に当てて乾かすとコーティング被膜の乾燥が促進されますので有効的です。

ガラス系コーティングとガラスコーティングの違いは?

ガラス系コーティングとはポリマーやレジンを原料としたコーティングでガラス繊維が含まれたコーティング剤です。コーティング被膜がガラス被膜のように結晶化されることはないため、寿命や光沢が長持ちせず、2週間~3カ月程度と長持ちしません。一方、ガラスコーティングはシリカ被膜(ガラス被膜)を形成するため、耐スリ性能や光沢、寿命、耐熱性、防汚性などに優れています。寿命は約3年~5年と長持ちするのが特徴です。 参考になる記事:ポリマーコーティングとガラスコーティングの違い

ガラスコーティング後に洗車機をかけても大丈夫?

ガラスコーティング後は洗車機の利用は避けましょう。洗車機を使用してしまうと高速回転する洗車ブラシが塗装面を激しく擦りつけるため細かい傷がついてしまいます。愛車をいつまでも美しく保つなら手洗い洗車でお手入れするようにしましょう。 参考になる記事:ガラスコーティング施工後は水洗いでOK!正しい洗車方法を解説

DIYガラスコーティングの2度塗りって効果あるの?

ガラスコーティングの2度塗りは大きな効果があります。コーティング被膜を重ね塗り(2度塗り)することでコーティング被膜の厚みが厚くなるため、光沢や硬度、寿命、撥水性能などが向上します。時間に余裕があるならガラスコーティングを2度塗りするようにしましょう。また、2度塗りする場合は1度目の施工から1~2時間程度の時間を空けて、コーティング被膜がしっかりと乾いた後に重ね塗りするようにしましょう。 参考になる記事:ガラスコーティングの重ね塗りは3つの効果が劇的に向上する

自分でガラスコーティングして失敗した例

ガラスコーティングして失敗

ガラスコーティング施工時にムラが出来てしまった

自分でコーティングしたことがない方は施工時の拭き残しによるムラが発生する可能性があります。そのような場合にはコーティングを塗布してから、すぐであればコーティング剤をもう一度塗布すればムラが取り除けます。それでも取れない場合はイオンデポジット除去剤をご使用下さい。イオンデポジットでも取り除けない場合はコーティング被膜が硬化してしまっているため、コンパウンドなどの研磨剤を使用しなければ取り除けません。コンパウンドを使用する場合は塗装面にダメージが少ない超微粒子タイプを使用するようにしましょう。 関連する記事:ガラスコーティングでやりがちな失敗例と注意点を徹底解説

ガラスコーティング施工後に塗装にシミがついて取れない

ガラスコーティング施工後の塗装にシミがついて取れないのは、水道水や酸性雨でカルキやカルシウムなどのミネラル膜が付着している可能性があります。そのような場合にはイオンデポジット除去剤にて塗装面に付着したシミ汚れを取り除いてあげましょう。シミが付着したまま長期間放置してしまうとシミが塗装内部に浸食してしまい、磨かなければ取り除けないなんてこともありますので注意しましょう。 参考になる記事:イオンデポジットとウォータスポットの原因と5つの対策を解説

ガラスコーティング施工したのに井戸水洗車してしまった

ガラスコーティング後に井戸水で洗車してしまうとカルシウムや鉄分が豊富なためどんなに気を付けていても塗装面にシミを付着させます。ガラスコーティング施工後は井戸水ではなく水道水でお手入れするようにしましょう。 参考になる記事: 井戸水洗車は本当に危険。井戸水のシミが付着した場合の対処法を伝授

夜間時の結露による硬化不良を起こす

ガラスコーティングの表面乾燥(施工後1~2時間)いないに夜露などの結露に触れてしまうとコーティング被膜が硬化不良を起こしシミを付着させたり、寿命や光沢が低下する恐れがあります。ガラスコーティング施工後、必ず1~2時間は結露に触れないように注意しましょう。理想は24時間は結露に触れないようにすることで寿命や効果効能を引き上げることが可能となります。

プロがおすすめするDIYガラスコーティング剤

おすすめするDIYガラスコーティング剤 この章では、プロが実際に使用するおすすめのDIYガラスコーティング剤をご紹介させていただきます。

自分で出来るガラスコーティング剤:超撥水タイプ

SCHILDシリーズのガラスコーティングは自分で施工できるコーティング剤となり、超撥水タイプは塗装面に付着した水滴強く弾くほか、光沢や防汚性能が非常に高く、洗車時の拭き上げが格段に楽になります。 SCHILD®Premium 超撥水ガラスコーティング剤25ml

こんな方におすすめ

①単色車の車を所有している人
②撥水効果(水滴がコロコロ)を求めている人
③マメに洗車する人(月3回以上※青空駐車の場合)
④ガレージ駐車の人

自分で出来るガラスコーティング剤:親水タイプ

ガラスコーティング剤25ml 親水タイプ
親水タイプのガラスコーティング剤はコーティング被膜形成後、塗装面に水滴が馴染む性質があるため、塗装面にイオンデポジットなどのシミが付着しづらく、雨が降ると汚れが流れ落ちる(自浄性)効果が得られます。
SCHILD®
親水ガラスコーティング剤25ml

こんな方におすすめ

①濃色車の車を所有している人
②イオンデポジットなどのシミ付着を軽減したい人
③青空駐車で車を保管している人

自分で出来るガラスコーティング剤:滑水

滑水ガラスコーティング
滑水タイプのガラスコーティング小雨時には水滴を弾き、大雨の際には塗装面に水が馴染む性質があるため、シミになりづらく防汚性効果を最大限まで高めます。 ※ 親水タイプと撥水タイプの中間にあたるコーティング剤
SCHILD®
滑水ガラスコーティング剤20ml
こんな方におすすめ

①ある程度の撥水効果を求める方
②イオンデポジットなどのシミ付着を軽減したい人
③青空駐車で車を保管している人
④洗車をマメにする方(月2回以上)

以上が、ガラスコーティング専門店のIICが自分でガラスコーティングを行う際に推奨するガラスコーティング剤です。

専門店でのコーティング施工なら更に綺麗に仕上がります

トータルカービューティIIC 最高級のガラスコーティングを依頼したい!とお考えの方はトータルカービューティIICへお任せ下さい。 創業22年のカービューティーアイアイシーでは、コーティングの性能を高めるための設備や豊富な商品で人生と愛車を輝かせます。IICについて詳しく見ていきましょう。

優れた設備で効果を引き上げる

IICでは様々な設備でコーティングの効果を最大限引き上げます。

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コーティングの硬度と光沢,寿命を引き上げる遠赤外線ブース

ガラスコーティングの性能を高める遠赤外線ブース
ガラスコーティングの性能を最大限まで高めるためには遠赤外線ブースが必要不可欠となります。 ガラスコーティングは自然乾燥をさせると完全硬化までに1カ月程度要します。その間に雨や汚れが付着してしまうと硬化不良を起こす可能性があり、コーティング本来の性能が発揮できなくなることもあります。IICでは、コーティング本来の性能を極限まで引き出すために遠赤外線ブースにで乾燥作業を行います。

コーティング被膜の密着性を向上させるための純水設備

コーティングの性能を高める純水機
コーティング前の下地処理や洗車時に使用する水は全て純水で作業を施します。その為、カルキや塩素などの不純物を含まないためコーティングの密着性を極限まで向上させることに成功しました。水道水で下地処理をしてしまうと塗装面に目には見えないミネラル膜が張ってしまいコーティング被膜の密着性を低下させてしまいます。IICでは目に見えない部分までこだわりを持って作業を施します。

埃や排気ガス,花粉などを遮断するクリーンブース

専門店のクリーンブース
コーティング作業時において重要なことは、排気ガスや花粉、埃、黄砂などの物質が塗装面に付着した状態でコーティングを施工してしまうと密着性が低下する恐れがあります。IICでは、コーティング専用のクリーンブースを設けているため、埃や花粉、黄砂などが塗装面に付着しづらくなりコーティングの密着性を高める工夫をしております。

豊富な商品でトータルサポート

トータルカービューティIICでは、コーティングの種類を豊富にご用意しております。 お客様一人ひとり洗車の頻度や駐車環境、使用用途、求める効果は異なります。IICでは、様々なお悩みにお答えできるよう沢山の商品をご用意しております。お客様のお悩みや求める効果をお聞かせいただいてから最適なコーティングをご提案して参りますので、是非お問い合わせください。

自分でやるDIYガラスコーティングのまとめ

ガラスコーティングは自分でも施工することができます。 しかし、やり方を間違えてしまったり、施工後のお手入れを疎かにしてしまうと寿命や効果効能が短くなることもありますので、満足いくガラスコーティングをDIYで検討している方は下記3つのポイントを抑えておくのがおすすめです。 ・必ず晴れた日の朝から行うこと ・コーティングを美しく仕上げるには下地処理を超丁寧に行う ・コーティング施工直後は絶対に水気に濡らさない そして、DIY施工の際を決めた際には下記の3ステップを意識してください。

ステップ1:下地処理

ステップ2:コーティング施工

ステップ3:コーティング施工後のお手入れ

順番と施工後のお手入れをしっかりと行うことでプロ同様の仕上がりを実現することが可能です。 当記事を最後までご一読くださり、ありがとうございました。

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カーコーティングの施工事例

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監修者

株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史

カーディテーリング業界歴22年。中学時代よりカーコーティング・カーフィルム施工に従事し、これまでにディーラー下請けとしてポルシェ、ランドローバー、トヨタなどの施工実績を持つ。
現在は、カーコーティング・セラミックコーティング・プロテクションフィルム(PPF)・カーフィルムの専門店を運営。

2キーパーコーティング技術検定1級/有機溶剤作業主任者 ほか資格保有。