BMWの個性と美しさを守るプロテクションフィルム｜おすすめ施工箇所や価格を解説｜カービューティーIIC

愛車をキズや汚れから守る方法として、これまではガラスコーティングが主流でした。しかし最近では、より高い保護性能を求めてプロテクションフィルムを選ぶ方が増えています。プロテクションフィルムは、特殊なポリウレタン素材のフィルムをボディに貼り付け、塗装をしっかりとガードします。

厚さはコーティングの150倍以上あり、飛び石や擦り傷といった物理的なダメージにも強いのが特徴です。紫外線や汚れにも強く、新車のような美しさを長く保ちやすくなります。この記事では、BMWにプロテクションフィルムをおすすめする理由から施工ポイント、価格や事例まで詳しく解説していきます。

BMWオーナーがプロテクションフィルムを選ぶ理由

近年、プロテクションフィルムの施工件数は増えており、特にBMWでは取り入れる方が目立つようになっています。なぜ多くのオーナーがプロテクションフィルムを選ぶのかについて、BMWならではの理由と保護の必要性をわかりやすくご紹介します。

Mモデルなどは補修費用などが高額になりやすい

BMWの中でも「M3」「M4」「M5」などのMモデルは、ハイパフォーマンスな走行性能に加えて、専用設計のボディパーツやエアロ、カーボン素材を多く採用していることが特徴です。これらのパーツは一般的なBMW車両に比べて高額で、万が一傷ついた場合の補修費用も跳ね上がる傾向にあります。

たとえば、M4のカーボン製フロントリップや専用フェンダーは、パーツ代に加え、塗装や脱着にかかる工賃も高額です。そのため、あらかじめプロテクションフィルムで飛び石や擦り傷から保護しておくことで、将来的な出費やダメージの心配を大きく減らすことができます。

ヘッドライトの黄ばみや劣化を防ぎやすい

BMWのZ4や4シリーズグランクーペなどは、デザイン上、ヘッドライトがボディから大きく張り出している車種も多く、飛び石や紫外線による影響を受けやすい構造です。特にヘッドライトのレンズは樹脂製のため、紫外線や雨風によって黄ばみやくすみが進行しやすく、美観を損ねる要因となります。

プロテクションフィルムを貼っておけば、透明な保護膜がレンズ全体をカバーし、劣化の進行を抑える効果が期待できます。また、スモークタイプのフィルムを使えば、ライトをシャープに引き締めたいオーナーのニーズにも応えられるため、見た目と実用性を両立したドレスアップにも最適です。

マット仕様や特別色の美しさを長く保てる

BMWでは「M3 CS」や「i4 M50」など、一部の特別モデルにマット塗装や限定カラーが採用されています。たとえばマットブルーやフローズングレーといった塗装は、一般的なグロス塗装と異なり、表面に艶がなく繊細な質感を持つため、洗車キズや指紋、シミが目立ちやすいという弱点があります。

しかも、再塗装や補修が非常に難しく、トラブルが起きた場合の対応にも高額な費用がかかるケースが多く見られます。プロテクションフィルムを施工することで、こうしたマット塗装の質感を損なわずにダメージから保護できるのが大きな利点です。また、通常のボディカラーの上にマット調フィルムを施工し、個性ある外観を楽しむオーナーも増えてきています。

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BMWにおすすめのプロテクションフィルム施工箇所

プロテクションフィルムがBMWに適していることが理解できても、実際にどの部分へ施工すればよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。フィルムはボディ全体を守るフル施工だけでなく、普段の使い方や駐車環境に応じて必要な箇所だけに貼ることも可能です。

ここでは、BMWオーナーに特におすすめしたい施工箇所について具体的にご紹介します。

ヘッドライト｜紫外線や飛び石からの保護

BMWのヘッドライトは、シャープで精密な造形が印象的で、特に最新のZ4や8シリーズなどは、フロントマスクの個性を際立たせる細長いデザインが採用されています。ただしこの造形は、飛び石や雨風の影響を受けやすいという弱点もあります。

高速走行時にはレンズに小さな欠けが生じたり、太陽光による劣化で光量が低下したりするケースも見られます。黄ばみが進んだ場合に研磨して見た目を整える方法もありますが、その際にカバー表面の保護膜が削れてしまい、後から専用コーティングを施しても定期的な磨き直しが必要になります。

結果的に維持費がかさみやすく、根本的な対策にはなりにくいのが現実です。

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フロントバンパー・ボンネット｜高速走行時の飛び石対策

BMWの3シリーズや5シリーズをはじめとするセダン・クーペ系は、フロントまわりに飛び石や虫汚れが集中しやすい傾向があります。特にボンネット先端やバンパーの立ち上がり部分は空気の流れが当たりやすく、小傷が目立ちやすい箇所です。

ガラスコーティングでは守りきれないような物理的ダメージも、プロテクションフィルムなら厚みのある素材でカバー可能。飛び石の跳ね返りから塗装面を守り、再塗装のリスクを大きく減らせます。新車時に貼っておくと、ボディの鮮やかな色合いを長く保てます。

ドアエッジ・ドアカップ｜日常使用での接触キズ防止

BMWのドアは剛性が高く、開閉時の重厚感が魅力ですが、そのぶんドアエッジがぶつかりやすいという面もあります。狭い駐車場や壁際でドアを開けた際、ちょっとした接触でも塗装が欠ける恐れがあります。また、ドアカップ（取っ手のくぼみ）は爪やキーで引っかきやすく、磨いても傷が残りやすい部分です。

カーコーティングでは保護が難しいこうした細部も、プロテクションフィルムならピンポイントでカバーできます。フィルムがクッションの役割を果たし、塗装やクリア層の劣化を未然に防いでくれます。

サイドスカート・リアフェンダー｜巻き上げや泥汚れからの保護

BMWのXシリーズやツーリングモデルは、ボディサイドが長く低いため、タイヤからの巻き上げによる泥はねや小石による傷が起きやすい構造になっています。特にサイドスカートやリアフェンダー下部は、走行中に受けるダメージが多く、日常の洗車でもなかなか気づきにくい場所です。

ガラスコーティングでは防ぎきれない飛び石やアスファルト片も、プロテクションフィルムなら強力にブロックできます。塗装が摩耗するのを防ぎ、足まわりの清潔感を長く保てます。SUVだけでなくセダンにも有効な施工ポイントです。

【実験動画】プロテクションあり・なしの比較検証｜ワイヤーでゴシゴシ削る！？

BMWのデザインを際立たせるおしゃれな施工ポイント

プロテクションフィルムは、飛び石や擦り傷からボディを守るだけでなく、カラーフィルムやスモークフィルムを使って見た目に個性を加えることもできます。BMWの美しいデザインを引き立てながら、細部まで丁寧に仕上げることで、より完成度の高いスタイルが実現できます。

ここでは、機能性と見た目の両立が図れる注目の施工ポイントをご紹介します。

グリル・キドニー周辺｜フロントフェイスの印象をキープ

BMWのキドニーグリルは車種によって形状やサイズが異なり、フロントフェイスの印象を大きく左右する重要なデザイン要素です。近年では、クローム仕上げをブラックアウトやスモーク系にアレンジするカスタムが人気を集めています。

たとえばF30では、グロスブラックのMパフォーマンスグリルにライトスモークのプロテクションフィルムを重ねることで、フロントマスク全体を引き締めるといった事例があります。さらにX6（F16）では、純正ブラックグリルとXPELフィルムを組み合わせ、スポーティかつ力強い印象に仕上げた事例もあります。

こうしたカスタムは、デザイン性を高めながら、純正パーツの劣化も抑えられる一石二鳥の楽しみ方です。

サイドミラー｜デザインのアクセントを美しく保つ

BMWのサイドミラーは、空力性能とデザイン性を兼ね備えた造形が特徴です。特にMシリーズでは、ミラーキャップにカーボン素材が採用されるなど、スポーティな印象を強調しています。

具体的な事例としては、BMW 130iでサイドミラーにカーボン調のフィルムを施工することで、落ち着いたツヤ感とスタイリッシュな仕上がりになります。また、X6では、サイドミラーをマットブラックでラッピングし、ボディ全体の統一感を高めることも可能です。

これらの施工は、見た目の変化を楽しむだけでなく、飛び石や擦り傷からミラーを保護する実用性も兼ね備えています。デザインのアクセントとして、サイドミラーへのプロテクションフィルム施工はおすすめです。

エンブレム・バッジまわり｜細部までクリーンな見た目に

BMWのエンブレムやバッジは、ブランドの象徴として車両の各所に配置されています。これらのパーツは、紫外線や雨風の影響を受けやすく、経年劣化による色褪せやくすみが目立ちやすい部分でもあります。

具体的な事例としては、BMW X3でフロントおよびリアのエンブレムに専用のプロテクションフィルムを施工すると、キズや汚れから守るとともに、光沢のある仕上がりになります。また、M850i xDriveでは、エンブレムの青色部分をグロスブラックにラッピングし、ボディカラーとの統一感を演出することも可能です。

細部までクリーンな見た目を追求するなら、エンブレムやバッジまわりへのプロテクションフィルム施工が効果的です。

テールランプ・モール｜経年劣化やくすみを防止

BMWのテールランプは、車両のリアビューを特徴づける重要なデザイン要素です。しかし、紫外線や雨風、洗車時の摩擦などにより、レンズ表面が劣化し、くすみや色褪せが生じやすい部分でもあります。

具体的な事例としては、BMW X3でテールランプにスモークタイプのプロテクションフィルムを施工し、リアビューを引き締めるとともに、レンズを保護できます。また、X6では、ヘッドライトとテールランプの両方にスモークフィルムを施工し、車全体の統一感を高めることも可能です。

さらに、メッキモールにプロテクションフィルムを施工することで、白サビやくすみを防ぎ、新車時の輝きを保つことができます。経年劣化を防ぎ、美しいリアビューを維持するために、テールランプやモールへのプロテクションフィルム施工は有効な手段です。

BMWのプロテクションフィルム施工価格

プロテクションフィルムの施工価格は「フィルムの種類・施工箇所・車種」によって決まります。ボディ全体のフルプロテクションフィルムだけでなく、部分施工も可能で当店ではセットメニューも用意しております。

ここでは、専門店・カービューティーアイアイシーのメニューを例にBMWのプロテクションフィルム施工価格を紹介していきます。※XPELフィルムを貼った場合の価格です。

フロントセットには、ボンネット・フロントバンパー・フェンダー・ヘッドライト・ミラーが含まれています。ヘッドライト・テールランプ用のスモークペイント保護フィルムは、2灯タイプで77,000円、4灯タイプで99,000円です。

この他にもカラーラッピングやメッキ・モール用フィルムなど、さまざまなメニューを取り揃えております。

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BMWのプロテクションフィルム施工事例

BMWにプロテクションをおすすめする理由や最適な施工箇所を解説してきましたが、実際の作業の様子や仕上がりのイメージも知りたいという方もいるでしょう。

ここでは、専門店・カービューティーアイアイシーのBMWの施工事例を紹介していきます。関連情報も一緒に解説していますので、参考にしてみてください。

BMW M3ツーリングにXPELプロテクションフィルムを施工

今回は神奈川県川崎市からお越しいただいたお客様のBMW M3ツーリングにXPELステルスフィルムを施工しました。施工か所はフルボディです。

M3ツーリング本来の存在感を活かしつつ、マットな質感を与えるXPELステルスフィルムでフルボディを施工しました。通常のプロテクションと同等の耐傷性・耐久性を持ちつつ、見た目にもこだわりたいオーナーに最適な仕上がりです。

今回は専用コーティングも施工し、紫外線や熱によるフィルムの劣化を防ぎながら、防汚性・撥水性も高めています。質感と機能性を両立したプレミアムな施工例です。

BMW M3ツーリングの施工事例詳細はこちら

BMW M3コンペティションにXPELプロテクションフィルムを施工

今回は千葉県船橋市からお越しいただいたお客様のBMW M3コンペティションにXPELプロテクションフィルムを施工しました。施工か所はボディ全体とルーフです。ボディ全体には透明タイプのXPELフィルムを、ルーフにはカーボン調のカラープロテクションフィルムを施工しました。

ルーフのカスタムによってスポーティな印象を強調しながら、塗装面の保護も実現しています。カラーフィルムは剥がして元の状態に戻せるため、将来的な変更も自由自在です。フィルムの浮きやズレが出やすい複雑なルーフ形状にも丁寧な貼り込みを行い、自然な仕上がりを追求しました。

BMW M3コンペティションの施工事例詳細はこちら

BMW M135iにXPELプロテクションフィルムを施工

今回は東京都世田谷区からお越しいただいたお客様のBMW M135iにXPELプロテクションフィルムを施工しました。施工か所はフルボディ、ボンネット・ルーフ、ヘッドライト・テールランプです。

マット塗装の質感を損なわず保護できるXPELフィルムを採用し、洗車キズや水アカの付着も防ぎながら、仕上がりの美しさをキープしています。ヘッドライトとテールランプにはスモークタイプを使用し、落ち着きある印象と高級感を演出。特にボンネットとルーフはラインを強調する貼り込みで、個性が際立つスタイルに仕上がりました。

BMW M135iの施工事例詳細はこちら

BMW アルピナにXPELプロテクションフィルムを施工

今回は東京都内からお越しいただいたお客様のBMW・アルピナにXPELプロテクションフィルムを施工しました。施工か所は専用データのないパーツを含む複数部位です。高照明・集塵設備を備えた専用ブースで、ゴミ混入などの発生を防ぎながら高精度な仕上がりを実現します。

今回は型データのない箇所に対し、マスキングで型取り→手切りでフィルムを作成し、丁寧に施工しました。2時間以上かけた手作業により、お客様の要望にもお応えできました。下地処理も入念に行い、美しい仕上がりにこだわった施工です。

BMW アルピナの施工事例詳細はこちら

BMW M4にXPELフィルムを施工

今回は東京都内からお越しいただいたお客様のBMW M4にXPEL ULTIMATE PLUSフィルムを施工しました。施工か所はフロントセット、スポイラー（カーボン部分）、クリアプレックスです。

鮮やかなブルーのボディにフィルムを重ねることで艶感が一段と引き立ち、美しさが際立つ仕上がりになります。自己修復機能を持つXPELフィルムは飛び石や擦り傷からの保護にも優れ、愛車を長く美しく保つ手助けをしてくれます。

今回はフィルムの伸びや形状記憶特性を見極めながら、無理なテンションがかからないよう細心の注意を払って貼り込みました。材料の特性を尊重した、職人技が光る丁寧な施工です。

BMW M4の施工事例詳細はこちら

優良なプロテクションフィルム施工店を見つけるポイント

プロテクションフィルムの施工には、高度な技術と車種ごとの理解が欠かせません。すべてのお店が同じ仕上がりを実現できるわけではなく、「近いから」「価格が安いから」といった理由だけで選ぶと、仕上がりに満足できず後悔する可能性もあります。

ここでは、BMWオーナーが後悔しないために押さえておきたい、優良施工店を見極めるポイントをご紹介します。

BMWの施工事例が豊富にあり作業内容などが公開されている

プロテクションフィルムの施工実績は、お店選びで最も重視すべきポイントのひとつです。公式サイトで施工事例を公開しているかを必ず確認しましょう。コーティングなど他のメニューではなく、プロテクションフィルムの件数が多いかどうかが判断基準になります。

また、写真だけでなく、作業内容や使用フィルムの解説が丁寧に書かれているお店は信頼性が高い傾向があります。写真から店内の整理整頓状況もチェックしてみましょう。施工事例がほとんどなく、完成写真だけを掲載しているような店舗は注意が必要です。

専用設備が整っている

どれだけ経験豊富な職人がいても、専用設備がなければプロテクションフィルムは美しく仕上がりません。施工の仕上がりを左右するのは、ブース内の環境や管理体制です。ホコリが舞わない施工専用ブース、高性能な集塵機、安定した照明環境が整っているかをチェックしましょう。

簡易的な仕切りしかなく、隣で洗車や研磨作業を同時に行っているような店舗は、異物混入や仕上がりムラのリスクが高まるためおすすめしません。公式サイトの設備紹介やSNSでの作業風景なども参考になります。

保証やアフターフォローが充実している

施工後の安心感を得るために欠かせないのが、保証内容とアフターフォローの体制です。まず、フィルムの施工に対して保証があるかどうかを確認しましょう。保証書の発行がない店舗や、万が一の不備に対して対応内容が曖昧なお店は避けるべきです。

また、施工後の「何かあれば持ってきてください」といった対応ではなく、フィルム専用のお手入れメニューや定期点検サービスを用意しているようなお店がおすすめです。長期的に美しさを維持したい方には特に重要なポイントです。

関連記事：プロテクションフィルムの正しいお手入れ｜専用クリーナーや洗車機使用の注意点も解説

利用者の評判や口コミの内容が良い

施工店を選ぶ際は、実際に利用した人の声も非常に参考になります。GoogleレビューやSNSで、設備の清潔さ、仕上がりの精度、スタッフの対応、料金面、アフターケアについての評価をチェックしましょう。

特に口コミに対して店舗側が返信しているかも重要です。誠実な返信からは、指摘にどう向き合っているかが判断できます。ただし、すべての口コミが事実とは限らず、過度に否定的な内容は冷静に見極めましょう。

関連記事：プロテクションフィルムは施工業者選びが重要！後悔しないための判断基準と見積もりのコツ

BMWを長く美しく乗るならプロテクションフィルムがおすすめ

プロテクションフィルムは、カーコーティングの約150倍以上の厚みがあり、飛び石や擦り傷といった物理的ダメージに対して非常に高い保護効果を発揮します。日常的にダメージを受けやすいフロントバンパーやドアエッジ、サイドスカートなどへの施工がおすすめです。

また、マット調やカーボン調といったカラーフィルムを使えば、愛車の印象をガラッと変えることもできます。BMWなら、キドニーグリルやルーフ、テールランプまわりをアクセント的に施工するのも人気です。技術力の高い優良施工店を見つけて、愛車とのカーライフをより楽しみましょう。