ベンツにプロテクションフィルムを貼るべき理由とは？価格・事例・保護効果を詳しく紹介｜カービューティーIIC

近年、愛車を守る手段としてプロテクションフィルムを選ぶ方が増えています。外装に貼るプロテクションフィルムは、ガラスコーティングの約150倍もの厚みを持ち、飛び石や擦り傷といった物理的なダメージに対して圧倒的な保護力を発揮します。

特にベンツAMGなどの高級グレードやマット塗装は修復費用も高額になりやすいため、あらかじめプロテクションフィルムを施工しておくことでリセール面でも安心です。この記事では、ベンツにプロテクションフィルムを貼るべき理由やおすすめの施工箇所、価格相場や施工事例まで詳しく解説していきます。

プロテクションフィルムを選ぶベンツオーナーが多い理由

愛車を傷や汚れから守る手段としてはカーコーティングが一般的ですが、近年はプロテクションフィルムを選ぶベンツオーナーも増えています。より高い保護性能に加え、専用パーツや特殊塗装との相性が良い点も支持される理由です。ここでは、具体的なメリットを紹介します。

高級塗装やAMGラインの専用パーツをダメージから守れる

ベンツは塗装の質感や発色に定評があり、特にAMGラインになると専用バンパーやカーボンパーツなど、高額な外装部品が採用されています。これらの美しさや精巧なつくりはベンツならではの魅力である一方で、部分補修が難しく、傷がつくとパーツ交換となり数十万円かかるケースも珍しくありません。

さらに、細かな傷でも査定額に影響を与えることがあり、リセールを意識するなら保護は必須です。こうしたリスクを抑える手段として、飛び石や擦り傷に強く圧倒的な保護力を持つプロテクションフィルムは、実は非常にコストパフォーマンスに優れています。

乗り方・使用環境に合わせた保護がしやすい

ベンツはスーパーカーのような週末専用車ではなく、乗り心地の良さから日常的に使われる高級車として選ばれることが多い車種です。だからこそ、通勤や買い物、送迎といった日常シーンにおける擦れや飛び石、駐車時の接触といったダメージへの備えも欠かせません。

プロテクションフィルムはフル施工だけでなく部分施工もできるため、使い方や駐車環境に応じて必要な箇所だけを保護することが可能です。無駄なく、効率よく愛車を守れる点も、ベンツオーナーに選ばれている理由のひとつです。

マット仕様やカラーフィルムで個性を楽しめる

プロテクションフィルムは単なる保護材ではなく、見た目のカスタムにも活用できます。たとえば、純正塗装の上からマット調やカーボン調のフィルムを貼って質感を変えたり、ヘッドライトにスモークフィルムを施工して引き締まった印象にしたりするのも人気です。

ベンツではルーフやドアミラーをブラックアウトしてアクセントを加える施工も定番で、スタイリッシュな個性を演出できます。飽きたら剥がすだけで元に戻せるため、気軽にドレスアップを楽しめるのも魅力です。人と違う仕上がりにしたい方にも、プロテクションフィルムはおすすめです。

 

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ベンツにおすすめのプロテクションフィルム施工箇所

プロテクションフィルムの魅力は理解できたものの「最適な施工箇所が分からない」と悩む方もいるのではないでしょうか。飛び石や擦れ、泥はねなど、ダメージの多い箇所はある程度パターンが決まっています。ここでは、ベンツに特におすすめの施工ポイントを、シーン別に分かりやすく紹介します。

フロントバンパー・ボンネット｜飛び石・虫汚れ対策に

ベンツのフロントまわりはデザイン性が高く、特にボンネットからグリル、バンパーまで滑らかにつながる立体的な造形が魅力です。たとえば現行Cクラス（W206型）では、フロントの曲線がより際立ち、スポーティさと高級感を両立しています。

ただ、この造形は飛び石や虫の衝突を受けやすく、特に高速道路をよく使う方はダメージが目立ちやすい箇所でもあります。プロテクションフィルムを施工しておけば、塗装への衝撃を直接受けずに済み、虫汚れも落としやすくなります。美観の維持と洗車の手間軽減、どちらの面でも効果的です。

ドアカップ・ドアエッジ｜狭い駐車場での接触対策に

ベンツの現行モデルは全体的にドアが大きく、ドア開口部の設計も広めにとられているため、乗り降りのしやすさは抜群です。ただその反面、都市部や立体駐車場など狭いスペースでは、ドアエッジを隣の車や壁にぶつけやすくなります。

また、ドアカップ（取っ手の内側）はネイルや鍵などによる引っかき傷がつきやすい箇所です。こうした細かな傷は目立ちにくいようでいて、日が当たると意外と気になるものです。ドアカップやドアエッジに透明なプロテクションフィルムを貼っておけば、見た目を変えることなく傷からしっかりガードできます。特に長く乗るつもりの方やリセールを重視する方にはおすすめです。

サイドスカート・リアフェンダー｜巻き上げや泥汚れから守る

サイドスカートやリアフェンダーは、走行中のタイヤが巻き上げた小石や泥などが直撃しやすい部位です。特にベンツは低重心でサイドの張り出しが強めなデザインが多く、走行中の跳ね上げダメージを受けやすい傾向があります。

たとえば現行Eクラス（W214型）のように、リアフェンダーがなだらかに膨らんだデザインでは、泥や砂利がボディに当たる範囲も広くなります。こうした部位にプロテクションフィルムを施工しておけば、走行中のダメージを防ぎ、塗装の劣化や汚れの固着を抑えられます。美観維持にも役立つため、普段使いする方には特におすすめです。

テールゲート周辺｜荷物の出し入れでキズがつきやすい箇所

テールゲート周辺は、荷物の積み下ろしで傷がつきやすい部位です。特にゴルフバッグやベビーカー、スーツケースなど大きな荷物を頻繁に出し入れする方にとって、バンパーの縁やゲート下部は無意識のうちに擦れてしまうことが多い箇所です。

ベンツはゴルフ場に向かうユーザーも多く、リア周りの使い方がハードになる傾向があります。プロテクションフィルムを貼っておけば、見た目を損なうことなく傷を予防でき、日々の使い勝手と美観を両立できます。ゴルフやレジャーを楽しむオーナーには、ぜひ検討していただきたい施工ポイントです。

【実験動画】プロテクションあり・なしの比較検証｜ワイヤーでゴシゴシ削る！？

モールやメッキのシミもプロテクションフィルムは施工できる

欧州車に多く見られるメッキモールの白濁やシミは、雨や紫外線、酸性成分の影響によって徐々に進行します。ベンツも例外ではなく、特にドアまわりのメッキモールが気づかぬうちに劣化しているケースが少なくありません。

従来のコーティング剤は1〜3年ほどしか効果が持たず、再施工が必要でしたが、近年は専用のプロテクションフィルムによって3年以上の耐久性を確保できるようになりました。自然な光沢を損なわず保護でき、剥がせば元通りになるため、売却時にも安心です。すでに劣化が始まっている場合は、フィルム施工が再腐食の防止に有効な対策となります。

ベンツのプロテクションフィルム施工価格

プロテクションフィルムは、ボディ全体に施工する「フルプロテクション」だけでなく、指定した箇所だけに施工する部分施工も可能です。施工価格は「フィルムの種類・施工箇所・車種」で決まります。ここでは、専門店・カービューティーアイアイシーを例に主な車種の施工価格を紹介します。※XPELフィルムの施工料金です。

フロントセットにはフロントバンパー、ボンネット、フェンダー、ヘッドライト、ミラーが含まれています。この他にもカラープロテクションフィルムやルーフガラス用のプロテクションフィルムなどさまざまなメニューをご用意しております。

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ベンツのプロテクションフィルム施工事例

はじめてプロテクションフィルムの施工を検討している方にとって「実際にどんな仕上がりになるのか」「他のオーナーはどの箇所に施工しているのか」気になる方もいるのではないでしょうか。ここでは、ベンツの施工事例を参考に、具体的な施工範囲や仕上がりイメージを紹介していきます。

メルセデスベンツAMG CLA45SにXPELプロテクションフィルムを施工

今回は千葉県からお越しいただきましたお客様、メルセデスベンツAMG CLA45SにXPEL ULTIMATE PLUSを施工しました。施工箇所はフロントセット（ドアエッジ含む）です。

CLA45Sは空力を意識した大型グリルや立体的なボンネット形状が特徴で、飛び石や虫の衝突など、前方からのダメージを受けやすい構造になっています。今回は、高速道路での移動が多く、塗装の劣化を防ぎたいというオーナー様のご要望に応じ、バンパーやボンネットを中心に施工しました。

AMG専用デザインの迫力を損なうことなく、日常的なダメージから保護する目的で選ばれた内容です。仕上がりも自然で、施工前と印象を変えたくない方にも適した仕様となっています。

メルセデスベンツAMG CLA45Sの施工事例詳細はこちら

メルセデスベンツ G350にXPELプロテクションフィルムを施工

今回は千葉県からお越しいただきましたお客様、メルセデスベンツ G350にXPELマットプロテクションフィルムを施工しました。施工箇所はフルプロテクションです。今回はグロス塗装のボディへの、XPELのマットタイプを全面施工となります。

マットプロテクションフィルムを使うことで、塗装面を飛び石や擦り傷から保護しながら、表面の質感をマット調に変えることができます。貼ってあることが分かりにくい自然で重厚感ある外観に仕上がりました。塗装の保護とドレスアップを両立できる点が、このフィルムの大きな特徴です。

メルセデスベンツ G350の施工事例詳細はこちら

メルセデスベンツ GTにXPELプロテクションフィルムを施工

今回は千葉県からお越しいただきましたお客様、メルセデスベンツ GTにXPELプロテクションフィルムを施工しました。施工箇所はフロントセットです。メルセデスベンツGTは低く構えたロングノーズのフォルムが特徴で、スポーツ走行に適した空力デザインが前方に集中しています。

今回は、ボンネット・フェンダー・バンパー・ミラー・ヘッドライトまでをカバーするフロントセットを施工しました。飛び石などによるダメージが最も集中しやすい部分を、高い透明度と柔軟性を持つXPELフィルムで保護しています。見た目を変えず、塗装面の美しさをそのまま維持したい方に適した内容です。

動画引用元：carbeauty iic｜YouTube

メルセデスベンツ GLC350eにXPELプロテクションフィルムを施工

今回は東京都からお越しいただきましたお客様、メルセデスベンツ GLC350eにXPELプロテクションフィルムを施工しました。施工箇所はフルボディです。全面施工により、飛び石や擦り傷、日常的な汚れから塗装をしっかり保護しています。

今回使用したXPELフィルムは透明度が高く、車本来の質感を損なわない自然な仕上がりです。施工後は定期的な手洗い洗車がおすすめで、高圧洗浄機を使用する際はボディに近づけすぎず、直角に当てないよう注意が必要です。

強力な洗剤や研磨剤はフィルムの劣化につながるため、中性〜弱アルカリ性の洗剤をおすすめします。正しいお手入れを続けることで、フィルムの美しさと耐久性を長く維持できます。

メルセデスベンツ GLC350eの施工事例詳細はこちら

メルセデスベンツ A45SにXPELプロテクションフィルムを施工

今回は東京都からお越しいただきましたお客様、メルセデスベンツAMG A45SにXPELプロテクションフィルムを施工しました。施工箇所はフルボディです。今回は事前にカーコーティングを施工したうえでプロテクションフィルムを貼り付けており、塗装本来の艶感や光沢感を一層引き立てた状態で仕上げています。

ボンネットのように広い面積にも1枚貼りで対応しており、継ぎ目のない自然な見た目を実現しました。フィルムと塗装の間に液剤を入れ、専用ヘラで丁寧に密着させることで、ゴミや浮きのない高精度な施工が可能となります。細部まで仕上がりにこだわった、質感重視のフル施工です。

メルセデスベンツ A45Sの施工事例詳細はこちら

プロテクションフィルム施工店を選ぶ際のポイント

プロテクションフィルムの施工には、高度なスキルと専門知識が必要です。特にベンツのような複雑な形状の車種では、仕上がりの美しさに直結するため、施工店の技術力や経験が大きな差になります。だからこそ、満足のいく仕上がりを求めるなら、お店選びが非常に重要です。

価格の安さや通いやすさだけで選んでしまうと、あとになって後悔するケースもあります。ここでは、信頼できる施工店を見つけるためのチェックポイントをご紹介します。

メルセデスベンツの施工実績が豊富にある

施工実績の多さは、お店選びにおいて非常に重要なポイントです。公式サイトでプロテクションフィルムの事例がどれだけ掲載されているかを必ず確認しましょう。コーティングやカーフィルムの施工例ではなく、実際にフィルムを貼った台数がどれだけあるかが重要です。

特に、自分の愛車と形状が似た車種の事例が掲載されていると安心です。作業内容の丁寧な解説があるか、店内の整理整頓ができているかもチェックしてみましょう。完成写真だけを載せているだけだったり、作業工程の説明が一切なかったりするお店には、注意が必要です。

AMGなどの専用部位に対応しているか

ベンツのAMGなどは、専用バンパーやエアロパーツなど純正とは異なる形状を持つことが多く、すべてのパーツにカットデータがあるとは限りません。XPELなどのフィルムメーカーは幅広い車種に対応していますが、特注形状のパーツやエンブレムまわりなどには個別対応が必要になる場合があります。

また、部分だけマットに仕上げたい、特定のパネルにスモーク系のフィルムを貼りたいといった細かな要望に応じてくれるかもチェックポイントです。柔軟に対応できる施工店であれば、理想の仕上がりに近づけることができます。

保証やアフターフォローが充実しているか

プロテクションフィルムは高額な施工だけに、保証の有無や内容は必ず確認したいポイントです。施工後のチェック体制が整っているか、保証書が発行されるかなども事前に把握しておきましょう。

また、フィルムは施工後のメンテナンスも重要です。専用のメンテナンスメニューが複数用意されているお店であれば、ボディの状態に合わせた適切なケアが受けられます。「何かあれば持ってきてください」といった曖昧な対応ではなく、定期点検やメンテナンスの提案までしてくれるお店なら、施工後も安心して任せることができます。

関連記事：プロテクションフィルムの正しいお手入れ｜専用クリーナーや洗車機使用の注意点も解説

他のメニューも豊富に揃っているか

プロテクションフィルムのほかに、カーフィルムや内装コーティング、ホイールコートなども取り扱っているお店であれば、車全体のケアを一括で依頼できます。別々の専門店をまわる必要がないため、スケジュールや引き渡しの手間が大幅に減ります。

また、同じ店舗内で完結することで、別の店舗のスタッフが誤って塗装面を傷めてしまうといったリスクも回避できます。複数の施工を同時に依頼すれば、セット割引などの特典が適用される可能性もありますし、その後のメンテナンスも統一されたクオリティで対応してもらえるのが魅力です。

関連記事：プロテクションフィルムは施工業者選びが重要！後悔しないための判断基準と見積もりのコツ

ベンツにおすすめのプロテクションフィルムメーカー

プロテクションフィルムにはさまざまなメーカーがあり、それぞれ性能や質感、価格帯に違いがあります。特に高級車であるベンツに施工する場合は、保護性能だけでなく仕上がりの美しさや耐久性にも注目したいところです。ここでは、実際の施工現場でも多く採用されている代表的なフィルムメーカーを紹介します。

XPEL｜施工性と自己修復性能に優れ、高級車向けの定番ブランド

XPELは、世界で初めて自己修復機能を備えたプロテクションフィルム「ULTIMATE PLUS」を開発したメーカーです。フィルムにはエラストマーポリウレタン素材が使われており、軽く熱を加えることで浅いキズが自然に消える特性を持ちます。

透明度が非常に高く、施工後も車本来の外観を損なわないのが特徴です。また、独自のエッジシールテクノロジーにより、剥がれや層間剥離を防ぐ工夫も施されています。紫外線や酸性雨、虫汚れ、花粉、黄砂などの外的要因から塗装を守りたい方に適しており、高級車への施工実績も豊富な信頼性の高いブランドです。

STEK｜撥水性・防汚性に優れた光沢重視のプレミアムフィルム

STEKは、高い撥水性と光沢感を両立したプレミアムプロテクションフィルムを展開するブランドです。代表的な「DYNOshield」はナノセラミックコーティング層を備え、優れた防汚性能と自己修復機能を実現しています。紫外線や酸性雨から塗装を守るだけでなく、深みのある艶を引き出せるのが特徴です。

また、マット調の「DYNOmatte」や、カーボン調・クローム調などのスタイル系フィルムもラインアップされており、保護とカスタムを同時に叶えたい方に適しています。品質保証の制度も整っており、高級車やデザイン性を重視する車両との相性も良好です。

3M｜安定した品質と施工性、コストパフォーマンスを重視する人に人気

3Mのプロテクションフィルムは、性能と価格のバランスに優れており、初めてフィルムを導入する方や施工範囲が広い車両にも選ばれやすいブランドです。フィルムの厚みや粘着性が適度で、複雑な曲面にもフィットしやすいため、施工性の高さでも評価されています。

代表的な「スコッチガード プロシリーズ」は、透明度が高く純正塗装の風合いを損なわない点も魅力です。加えて、熱による自己修復機能や黄ばみ・ひび割れに対する10年保証も備えており、長期的な保護を求める方にも対応できる安心感があります。

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プロテクションフィルムはベンツに最適

プロテクションフィルムは、カーコーティングの約150倍以上の厚みがあり、飛び石や擦り傷といった物理的なダメージから塗装を強力に保護します。ベンツのように補修やパーツ交換に高額な費用がかかる車両では、塗装を守る手段として非常に有効です。

特にフロントバンパーやドアまわりに施工することで、日常でつきやすい傷を防ぐことができます。普段使いが中心の方でも、使用環境に応じた部分施工でしっかりと保護が可能です。カラープロテクションやマットフィルムを使えば、外観のカスタマイズも楽しめます。見た目と実用性を両立しながら、カーライフを楽しめます。