ガラスコーティングを調べているということはガラスコーティングをしようか迷っている。 もしくはガラスコーティングって何?効果や費用について調べている。または、ガラスコーティング施工後の洗車やメンテナンスについて知りたい!
といったところでしょうか?
今回の記事では、ガラスコーティングとはという基本的なことと、ガラスコーティングの効果や自分でやる方法、施工後のお手入れなど、ガラスコーティングについて詳しく解説していきます。
是非、コーティングの選びの参考にして頂ければ幸いです。
著者情報
株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史
2008年にガラスコーティング専門店の株式会社カービューテイーアイアイシーに入社
現在まで2,000台以上のカーコーティング,ガラスコーティングの施工実績を持ち、特に輸入車などの施工実績が豊富である。カーコーティングのオプション作業としてホイールコーティングの実績も豊富で様々な知識と技術力を有す。
目次
カーコーティングには5種類ある
1,油脂コーティング(ワックス)
2,樹脂コーティング(ポリマー)
3,ガラス系コーティング(ポリマー&ガラス繊維系)
4,ガラスコーティング
5,セラミックコーティング
ガラスコーティングの効果
防汚性効果に優れる
耐熱性による持続性が長い
被膜硬度が硬いため傷が入りづらい
セルフクリーニング効果に優れる
自動車の売却時に査定額がアップする
ガラスコーティングをDIYでやる方法
DIYコーティングの流れ
ガラスコーティングの施工業者
カーディーラーでのガラスコーティング
量販店でのガラスコーティング
ガラスコーティング専門店
ガラスコーティングの施工価格
カーコーティングには5種類ある
まず、ガラスコーティングとは!をお伝えする前にコーティングの種類についてお伝え致します。
コーティングの種類は全5種類存在し、その中の一つにガラスコーティングが存在します。まずは簡単に5種類のコーティングについてお伝えします。
1,油脂コーティング(ワックス)
まず、1つ目のコーティングは油脂コーティングです。油脂とはいわゆるカーワックスに区分されます。このカーワックスはカルナバ蝋などの植物から採取される蝋です。特徴としては光沢に優れますが、熱による劣化が激しく傷みやすい傾向にあります。また、紫外線や酸性雨に弱いため持続性は2週間程度となり簡易的なコーティング剤が油脂系コーティングです。
施工性が良いため自分で簡単に出来るのも魅力の一つですが、施工時間に1時間程を要するため手間が増えてしまう傾向があります。
2,樹脂コーティング(ポリマー)
高分子体のポリマーコーティングいわゆる樹脂コーティングはワックスに比べ持続性が約3~6ヵ月程度持つコーティングです。ワックスに比べ持続性が高く耐紫外線性効果を得ることも可能となります。しかし、油脂系コーティング同様に熱に弱い傾向があるため青空駐車での保管には適しません。
とはいえ、業者に依頼しても施工価格は2万~3万ほどで施工できるので安価にコーティングをしたい方にはおすすめです。最近ではネット通販などでスプレータイプのコーティング剤を目にしますが、これらのコーティングの大半はポリマーコーティング剤です。
3,ガラス系コーティング(ポリマー&ガラス繊維系)
ガラス系コーティングとガラスコーティングは同じものだと誤解されがちですが、ガラス系とガラスは全く異なります。ガラス系コーティングは樹脂を主成分としてガラス繊維を配合している商材です。ガラス繊維と樹脂のハイブリット製品なのでガラス系コーティングと言われています。
ガラス系コーティングの持続性は約6ヵ月~1年ほどとなります。カーディーラーのコーティングもこのガラス系コーティングに属します。
ガラス系コーティングのメリットは樹脂コーティングに比べ持続性や光沢、防汚性効果、耐紫外線性効果に優れている製品です。業者で施工した場合の費用は約3万~5万程の価格帯で販売されている製品です。
4,ガラスコーティング
ガラスコーティングはポリシラザンなどの無機系溶剤を主成分としたコーティング剤です。先ほどまでお伝えした油脂や樹脂、ガラス系は有機系溶剤となりますが、ガラスコーティングは無機系のコーティング剤となります。
無機と有機の違いは熱や紫外線による劣化が無機は起こりにくいという事です。耐熱温度は約700~1000℃程まで耐えられるのがガラスコーティングです。
また、ガラスコーティングは被膜硬度が非常に硬いため、一度形成したコーティング被膜が剥がれることはありません。それほど高いのがガラスコーティングなのです。
5,セラミックコーティング
ガラスコーティングの次世代製品として開発されたのがセラミックコーティングです。正式な区分はガラスコーティングですが、セラミックス成分を含有したコーティング剤でガラスコーティングに比べ約3倍~30倍の被膜の厚みを形成します。※セラミックコーティングの種類によって異なります。
このセラミックコーティングは現在販売されているコーティングの中で最も効果の高い製品となり、中には傷が自己修復するコーティングも存在します。
しかし、今回の記事はガラスコーティングについて解説していますので説明はこれくらいにさせていただきます。
では、次にガラスコーティングの効果について説明させていただきます。
ガラスコーティングの効果
ガラスコーティングは様々な効果を得ることが出来ます。
例えば、塗装に付着した汚れが落としやすくなる効果(防汚性効果)や耐紫外線性による塗装の色あせ防止、耐熱性によるコーティング効果の持続性が長いなどなど。
今回お伝えするガラスコーティングの効果は下記の内容でお伝えしていきます。
・防汚性効果に優れる
・耐熱性による持続性が長い
・被膜硬度が硬いため傷が入りづらい
・セルフクリーニング効果に優れる
・自動車の売却時に査定額がアップする
上記効果について1項目ごとに詳しく見てみましょう!
防汚性効果に優れる
防汚性効果って何?と疑問に思われる方も多いと思いますので詳しくお伝えしていきます。防汚性効果とは汚れづらくなる。または、汚れても水洗いで落としやすくなるという事です。
上記のようにガラスコーティングを施工するとガラスコーティングの膜が塗装面に覆うことで、汚れが付着したり固着しづらくなります。
また、汚れが付着しても水洗いで簡単に落とせるようになるのです。分かりやすく言うとテフロン加工やセラミック加工されたフライパンをイメージして下さい。
何も加工されていないフライパンは油を引かなければ、食材が媚びりついてしまいますが、セラミックなどの加工したフライパンは油を引かなくてもこびりつきづらくなります。
ようは、手入れが楽になるという事です。
ガラスコーティングの耐熱性効果を実験した動画
また、ガラスコーティングはボディ以外にもホイールや窓ガラスにも施工することが出来ます。
ホイールに施工しても同じようなことが言えます。詳しくは動画をご覧下さい。
以上が防汚性効果についての解説でした。
耐熱性による持続性が長い
耐熱性による持続性が長いという事についてお伝えしていきます。
ガラスコーティングの耐熱性は700℃~1000℃まで耐えられるため、直射日光による劣化を極限まで抑えることが可能となります。
従来のカーコーティングは熱に弱いためコーティングがすぐに劣化してしまい剥がれてしまいましたが、長期間(5年前後)愛車を綺麗に保つことが可能となります。
耐熱性により車の塗装の剥離や色あせを防止することが可能となります。
熱乾燥赤外線乾燥を行うことで持続性や効果効能が向上
被膜硬度が硬いため傷が入りづらい
ガラスコーティングの被膜硬度は最大で9H(鉛筆硬度)を実現するため塗装面にスクラッチ傷(細かい傷)が入りづらくなります。
傷を完全に防ぐことは出来ませんが、傷が入りづらくなるため普段の洗車時に細かい傷が入るのを軽減してくれる効果もあります。
しかし、あくまでも入りづらくなるだけなのでそこまで期待しない方がよいかもしれません。
セルフクリーニング効果に優れる
ガラスコーティングは無機系コーティングなので、有機系の汚れ(排気ガス、花粉、黄砂)などの油汚れを弾いてくれる効果があります。その為、まとまった雨が降ることで汚れが自動的に流れ落ちてくれるため、洗車の頻度を減らすことが可能となります。
特に親水性のコーティングはセルフクリーニング効果に優れるため、従来の撥水コーティングよりも汚れが付着しづらく、雨で流れ落ちやすくなるのが利点の一つです。
自動車の売却時に査定額がアップする
ガラスコーティングの最後の効果は自動車の売却時に査定額が上がるという事です。
中古車店で中古車を販売する際には、車を一度綺麗にしてから店頭に並びます。
ガラスコーティングをしておくことで、非施工車に比べ状態が良いので綺麗にする手間を減らせることが出来ます。その為、コーティング業者に磨き作業やコーティング作業を依頼しない、もしくは、作業代金を安く抑えることが出来るのでその分査定額が向上する傾向が強いのです。
恐らくガラスコーティングの初期費用分くらいは査定額が上がると言っても過言ではありません。
以上、ガラスコーティングの効果について簡単にお伝えさせていただきました。
次の章では、ガラスコーティングをDIYでやる方法について解説させていただきます。
ガラスコーティングをDIYでやる方法
ガラスコーティングをDIY(自分)でやりたいという方の為の施工方法をお伝えさせていただきます。
DIYでガラスコーティングをするなら抑えておきたいポイントは下記の通りです。
❶下地処理を超丁寧に行う
❷コーティングを塗布する
❸コーティングの乾燥に気を付ける
以上、3項目を理解してコーティングをするようにしましょう。
まずは、下地処理の流れをお伝えします。
DIYコーティングの流れ
DIYコーティングの手順 | 作業目的 |
手順1 細部洗浄 |
パネルの隙間やエンブレム周りの黒ずみ落とし |
手順2 洗車 |
車体の洗車作業 |
手順3 鉄粉除去 |
車の塗装面に付着した鉄粉の除去作業 |
手順4 水垢除去 |
塗装面に固着した洗車では取れない水垢の除去 |
手順5 イオンデポジット除去 |
イオンデポジットと言われる水シミ落とし |
手順6 ボディ研磨 |
塗装面に付着した微細な小傷落とし |
手順7 脱脂作業 |
塗装面に付着した余剰成分の除去を行うコーティング施工前の脱脂作業 |
手順8 コーティングの塗布 |
コーティング剤を塗装面に塗布していきます。 |
手順9 コーティングの引き取り |
コーティング塗布後すぐにマイクロファイバークロスで拭き上げます。 |
手順10 コーティング被膜の乾燥 |
コーティング被膜はしっかり乾燥させればさせるほど持続性や効果が高まります。 |
手順1 細部洗浄
この作業はパネル間の溝やエンブレム回りなどの細かい箇所の汚れを除去する作業です。経年車は水垢や泥汚れなどが細部にこびりついているためしっかりと洗浄しましょう。※新車には必要ありません。
手順2 洗車
塗装面に付着している埃などの汚れをカーシャンプーを使用して取り除きます。
手順3 鉄粉除去
塗装面には鉄のミスト(鉄粉)が付着しています。この鉄粉が付着する原因はブレーキダストです。このブレーキダストの粉が塗装面に付着していると塗装面を触った際にザラザラしていたり、黒い斑点が見えたりします。この鉄粉が付着しているとコーティングの密着性が低下してしまうのでしっかりと除去してあげましょう。※新車には必要ありません。
手順4 水垢除去
塗装面に水垢が付着しています。この水垢は排気ガスや酸性雨などで付着する汚れで特にミラーの下部に汚れが筋になっている場合があります。このような水垢もしっかりと落としておきましょう。※新車には必要ありません。
手順5 イオンデポジット除去
イオンデポジット除去は塗装面に水滴の斑点を取り除く作業です。塗装面に付着したイオンデポジットはイオンデポジット除去剤で簡単に取り除くことが可能となります。このイオンデポジット除去剤を使用して塗装面に付着した汚れを完璧に取り除いてあげましょう!
手順6 ボディ研磨
ボディ研磨が必要な車両は塗装面に細かい傷が付着している場合に行います。この研磨作業はコンパウンド(超微粒子)を使用して行います。ある程度の経験者ならポリッシャーで磨くことが出来ますが大半の方はポリッシャーを使用したことがないと思うので簡単に出来る方法をお伝えします。コーティングの塗り込みスポンジにコンパウンドを付着させ、30㎝四方で縦横に力を入れず優しく磨いてあげましょう!手がけの研磨作業でもある程度は綺麗になるので一度試してみてください。
手順7 脱脂作業
塗装面にはコンパウンドなどの不順物が付着している場合があるのでしっかりと取り除いてパーツクリーナーやコーティング前の脱脂剤を使用して取り除いてあげましょう。この作業を行うことでコーティングの密着性が向上します。
手順8 コーティングの塗り込み
コーティングを塗り込む際には、塗装面が高温になっていないことを確認します。塗装面が高温になっているとコーティング剤がすぐに乾いて拭き上げを行うのが困難になります。また、直射日光が当たる場所での作業もコーティングが乾いてしまうので注意しましょう。コーティングを塗り込む際には30㎝四方で縦横均等に塗り込み、直ぐに拭き上げを行う必要があります。コーティング塗布後1~2分以上放置しないでください。コーティングが固まり拭き上げが困難になります。
手順9 コーティングの拭き上げ
マイクロファイバークロスで優しくコーティング被膜を拭き上げていきます。しっかりと拭き上げを行わないとムラになる可能性があるため色んな角度からムラになっていないか確認しながら丁寧に拭き上げていきます。
手順10 コーティングの乾燥
コーティング施工後はしっかりと乾燥させることでコーティングの持続性や効果を向上させることが可能となります。コーティング施工後の接触乾燥は2時間となり、初期乾燥までに24時間を要します。また、完全硬化までに約1か月かかるのがガラスコーティングです。
この24時間は確実に水気に触れないように注意しましょう!この間に水気に触れるとコーティング被膜の硬化不良をおこし効果や持続性が低下します。
以上、DIYコーティングの施工方法を簡単にお伝えさせていただきました。
もっと詳しく知りたい方はこちらのDIYコーティングを自分でやる方法をご覧下さい。
自分でやるのは大変そうだと感じる方にはガラスコーティング施工業者で行うことをおすすめします。
次の章ではガラスコーティングが施工できる業者と価格相場をお伝えします。
ガラスコーティングの施工業者
ガラスコーティングを施工する場合は主に3カ所で施工することが出来ます。
先ず、施工できる箇所についてお伝えしていきます。
・カーディーラーでのガラスコーティング
カーディーラーでもガラスコーティングを行うことが可能となります。しかし、カーディーラーのガラスコーティングはほとんどが外注作業となるためどんなコーティングを施工するのか分かりません。また、施工する車や駐車環境、洗車の頻度によってガラスコーティングの種類を選ぶ必要がありますが、カーディーラーでは車に最適なコーティングを選ぶのが困難になります。
また、ネットの口コミを見るとあまり持たなかった。思ったような効果が得られなかったなどの口コミを目にします。
その理由はカーディーラーはほとんどが樹脂コーティングやガラス系コーティングの施工となるため、持続性や効果効能が低くなってしまうのです。
・量販店でのガラスコーティング
価格重視の方には量販店コーティングがおすすめです。性能や仕上がりについてはカーディーラーやガラスコーティング専門店に比べ衰えますが、価格はとにかく安いので予算をあまりかけられない方は量販店でガラスコーティングをするとよいと思います。
しかし、カーディーラー同様に、樹脂コーティングやガラス系コーティングの取り扱いが大半のため、実際に施工するものがガラスコーティングなのか確認してから依頼するようにしましょう。
・ガラスコーティング専門店
ガラスコーティング専門店はその名の通り専門で行っているため技術力に優れます。ガラスコーティング専門店で取り扱うコーティングはガラスコーティングもしくはセラミックコーティングと効果効能に優れた製品を使用しております。
また、コーティングを行う設備についても非常にこだわりがあり、コーティングの効果や性能を高めるための遠赤外線乾燥などに力を入れています。
しっかりしたコーティングをお求めの方はガラスコーティング専門店に依頼するのが良いでしょう。
ガラスコーティングの施工価格
ガラスコーティングの施工価格はどの業者にお願いするかで価格は変わります。
今回は価格相場を業者別にお伝えしていきますので参考にして下さい。
価格(新車の場合) | 持続性 | 汚れづらさ | 輝き | |
カーディーラー | 5~10万 | 1~2年 | 〇 | △ |
量販店 | 3万~5万 | 1年前後 | △ | △ |
ガラスコーティング専門店 | 10万~20万 | 3~5年 | ◎ | ◎ |
上記の価格は相場となり、施工するショップによって価格は異なるので実際に施工するショップに確認しましょう!
また、価格は安ければよいというものでもありません。持続性や効果効能が悪い可能性もあるのでしっかりと確認してから施工するようにしましょう。
次はガラスコーティングを施工した後のお手入れについてお伝えしていきます。
ガラスコーティング後の
洗車・メンテナンスのお手入れ
ガラスコーティング後の洗車やコーティングメンテナンスは非常に重要です。
その理由はいくら良いコーティングを施工しても、コーティング被膜に汚れが固着し、水弾きや光沢が低下してしまうのです。
そうならないためにも日頃からマメに洗車をすることとをおすすめします。また、いくら洗車をしていても取れない汚れが固着してしまうので、マメにコーティングメンテナンスをすることをおすすめします。
では、具体的にどのように行うのかをお伝えしていきます。
ガラスコーティング後の洗車
ガラスコーティング後の洗車は可能であれば、青空駐車で週に1回を行うことをおすすめします。
屋内駐車であれば1か月に1回がおすすめです。その理由は酸性雨が乾いた状態で長期間コーティング被膜に付着し続けるとコーティング被膜にダメージを与えてしまい、水弾きや光沢が低下する恐れがあります。
また、イオンデポジットなどの水シミが付着する可能性もあるためマメに洗車するようにしましょう。
ガラスコーティング後のメンテナンス
ガラスコーティング後のメンテナンスは最も重要です。ガラスコーティングを施工後マメに洗車していても取れない汚れが付着してしまいます。コーティングメンテナンスとは洗車では取れない汚れやコーティング被膜を補充するものとなります。
コーティングメンテナンスは屋内、屋外問わず、半年~1年に1回は行いコーティング被膜を常に綺麗な状態に保たせるようにしましょう!
ガラスコーティングでよくある質問
ここまでガラスコーティングについて詳しくお伝えしてきました。
最後にガラスコーティングでよくいただくご質問をまとめさせていただきます。
ガラスコーティングは洗車しなくてもよいの?
ガラスコーティングを施工したら洗車は必ず行ってください。洗車をしないと5年持つコーティングでも汚れが固着してしまいコーティング被膜が劣化して駄目になってしまいます。適度に洗車することでガラスコーティングの効果を持続させることが出来るのです。
おすすめのガラスコーティングは何ですか?
おすすめのガラスコーティングと言っても駐車環境や洗車の頻度、ボディカラーによって最適なコーティングは異なります。詳しくはスタッフまでお申し付け下さい。
自分でガラスコーティングをするのですが2度塗りは効果ありますか?
ガラスコーティングの2度塗りは効果的です。コーティング被膜が多重層になることで硬度や持続性を向上させることが可能となります。ガラスコーティングを施工後2時間以上乾燥させてから2度目の施工をするようにして下さい。
ガラスコーティング施工後に車体カバーを使用した方がよいですか?
青空駐車の場合車体カバーを検討させると思いますが、風が吹くとカバーが擦れて塗装面に細かい傷が付着してしまいます。紫外線や酸性雨でボディを傷めない代わりに擦り傷が入ってしまう事を理解した上で行うようにしましょう。可能であれば、車体カバーを使用せず、適度に洗車した方が、数年後の状態は綺麗です。
ガラスコーティングの5年保証ってなんですか?
ガラスコーティングを施工すると〇年保証などの施工証明書が発行されます。この保証書とはガラスコーティングを施工した証明書であり、この期間内に万が一事故やいたずらにあった場合に車両保険や対物保険でコーティング代金の修理費用を請求することが出来る制度です。コーティングの効きが悪くなったら保証します!というようなものではありません。
ガラスコーティング施工後にワックスを塗っても大丈夫?
ガラスコーティング施工後にワックスは基本的にNGです。その理由は、ワックスは有機系溶剤ですので熱による劣化や紫外線によるダメージを受けやすくなります。その為、ガラスコーティングの効果に蓋をしてしまう事になりますので可能であればワックスは避けるようにしましょう!しかし、ワックスを施工してもガラスコーティングが剥がれるわけではありません。
ガラスコーティング施工後に洗車機に入れても大丈夫?
ガラスコーティング施工後に洗車機に入れてもコーティングが剥がれることはありませんが、細かいスクラッチ傷が付着してしまいます。洗車機は高速ブラシにて塗装面に相当な摩擦で擦るため洗車機に何度が入れてしまうと細かい傷がついてしまいますので注意して下さい。
まとめ
ガラスコーティングはカーコーティングの中の一種で最も効果の高いコーティングと言う事をお伝えさせていただきました。
ガラスコーティングを施工する際には❶DIY❷カーディーラー❸量販店❹ガラスコーティング専門店で行えますが、本格的なガラスコーティングをお求めならコーティング専門店に依頼することをおすすめします。
また、ガラスコーティング施工後はしっかりとお手入れを行うことでコーティング本来の効果を長く持続させることが可能となります。適度な洗車とメンテナンスを心がけてガラスコーティングをより長く持続させて下さい。
また、ガラスコーティングの施工なら是非IICへご相談頂ければ幸いです。