ガラスコーティングとカーワックスを徹底比較。効果の違いとは?



ガラスコーティングとカーワックスを徹底比較。効果の違いとは?

車を綺麗に保つうえで必要なカーワックスやガラスコーティング!

しかし、カーワックスとガラスコーティングの違いを理解している人は少ないのが事実です。
カーワックス=ガラスコーティングと理解している人がいるのも事実です。

今回の記事ではカーワックスとガラスコーティングについて徹底解説すると同時に両者の違いをお伝えしていきます。

コーティング選びの参考にしていただければ幸いです。

著者情報

株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史

2008年にガラスコーティング専門店の株式会社カービューテイーアイアイシーに入社
現在まで2,000台以上のカーコーティング,ガラスコーティングの施工実績を持ち、特に輸入車などの施工実績が豊富である。カーコーティングのオプション作業としてホイールコーティングの実績も豊富で様々な知識と技術力を有す。

1章 車のカーワックスとは

車のカーワックスとは油の膜を塗装面に覆うことで光沢を向上させたり撥水性能が得られる商品のことをカーワックスと言います。
このカーワックスはカルナバ蝋と言い熱帯地方に生息する植物から採取される油です。

この油を塗装面に覆うことで塗装面の輝きが向上したり撥水効果を得ることが可能となります。

しかし、カーワックスには様々なデメリットが存在するので詳しく見てみましょう。

カーワックスのデメリット

①カーワックスは持続性が短い

カーワックスのデメリットは施工後1~2週間ほどで熱や酸性雨で溶けたり剥がれてしまうため、定期的にワックスがけを行わなければなりません。
カーワックスのデメリットを一言で言うと手間がかかるということです。

カーワックスのデメリット

②カーワックスは汚れが付着しやすい

油の膜を形成するカーワックスは有機系の汚れ(排気ガスなどの油汚れ)が付着しやすくなります。
これらの汚れが塗装面に付着してしまうと、光沢が低下したり汚れが塗装面に固着して洗車では落とせない汚れになってしまいます。

コーティング車のワックス

③カーワックスは熱や酸性雨で劣化しやすい

カーワックスは熱や酸性雨に弱いため塗装を保護する効果が弱いといえます。
そのため、塗装面の色あせや塗装の剥離を防止する効果が低いのがカーワックスのデメリットと言えます。

2章 車のガラスコーティングとは

車のガラスコーティングは塗装面にガラス被膜を形成させるコーティングのことを指します。
下記の画像のように固いコーティング被膜が塗装面を覆うことで光沢が向上したり、紫外線や酸性雨からの塗装面のダメージを軽減させることができます。

硬化型のガラスコーティング

ガラスコーティングには様々なメリットがあるので詳しく見てみましょう。

ガラスコーティングのメリット

硬い被膜が覆うことで傷が入りづらい

ガラスコーティングの最大のメリットは硬い被膜で塗装面を覆うことでスクラッチ傷などの微細な傷が入りづらくなるということです。
全く入らないわけではありませんが、カーワックスと比較すると劇的に傷は入りづらくなっています。

上記のセラミックプロ9Hというコーティングは被膜を重ね塗りすることが出来るため塗装面を硬くしていくことが可能となります。
そのためライターなどでプラスティックで傷を入れても比較的傷が入りづらくなるのがセラミックプロ9Hの最大の特徴です。

セラミックプロ9Hコーティングの詳しい内容はこちらをご覧ください。


紫外線や太陽光の熱でコーティング被膜が剥がれない

カーワックスは熱や紫外線に弱いため1~2週間程度でコーティングが剥がれてしまいます。
しかし、ガラスコーティングは耐熱温度700~1100℃まで耐えられるので熱による剥離が起こりません。
また、UVカット機能も得られるため塗装面の色あせや塗装の剥離も防いでくれる効果が得られます。

③コーティング施工後は洗車のみのお手入れでも十分綺麗な状態をキープ

コーティング施工後は洗車のみでカーワックスは不要となりますのでお手入れが格段に楽になります。
そして、防汚性効果に優れるガラスコーティングは付着した汚れが洗車だけで簡単に落とせるようになるのも魅力の一つです。
※すべての汚れが取れる分けではありません。

また、コーティング未施工車は洗車時に汚れ落ちが悪いため洗車の時間が長くかかりますが、コーティング施工車は簡単に汚れを落とすことが可能となります。

3年~5年と長持ちする

ガラスコーティングはカーワックスに比べ長持ちするコーティング剤です。一度施工すれば3~5年間は塗装面を強固に守ってくれます。
ガラスコーティング以外のコーティング(ポリマー系、油脂系、ガラス系)は持続性が1~2年に対し倍以上の耐久性を誇るのがガラスコーティングの特徴となります。

ガラスコーティングとその他のコーティングの違いについてはこちらをご覧ください。

⑤無機系コーティング剤のため有機系汚れが付着しづらい

無機系のガラスコーティングは汚れづらくセルフクリーニング効果に優れます。
セルフクリーニング効果とは付着した汚れが雨によって流れ落ちてくれる効果があります。
そのため、洗車の頻度が減り塗装面の綺麗な状態をキープしやすくなるというメリットがあるのです。

ガラスコーティングの効果を動画でまとめたのでご覧ください。

ガラスコーティングのデメリット

ガラスコーティングの費用

ガラスコーティングのデメリットは1つです。
そのデメリットとはコストがかかるということです。
カーワックスは1回にかかる施工費は数百円ですが、ガラスコーティングは1度の施工で5万~10万はかかるでしょう。

コスト面はデメリットと言えるかもしれません。
しかし、短期的なコストで言えばデメリットと言えますが長期的にかかる施工時間を考えればどうでしょう?
次の章で詳しく見ていきたいと思います。

3章 ワックスとガラスコーティングの違い

ワックスとガラスコーティングの違い

カーワックス施工時間とガラスコーティング施工後の洗車の時間をまとめてみました。
カーワックスは1度の施工時間が240分前後かかります。この時間を年単位にすると96時間かかる計算になりました。
しかし、ガラスコーティング施工車は洗車の時間を短縮できるため年間24時間で済みます。
※2週間に1度洗車やワックスを行った計算です。

それを5年間続ければその差は15日分の時間を短縮することができるのです。

ガラスコーティングとカーワックスの違い

種類 光沢(輝き) 汚れづらさ 塗装の劣化防止効果
ガラスコーティング
カーワックス × ×

これまでお伝えしてきた通り予算があるならカーワックスよりもガラスコーティングの方がよいと言えるでしょう。

まとめ

カーワックスとガラスコーティングの違いをお分かり頂けたでしょうか?

ガラスコーティングはカーワックスよりも持続性や効果に優れます。車を長期間美しく保つならカーワックスよりもガラスコーティングの方がよいでしょう。

また、ガラスコーティングを施工するなら種類によっても効果効能が異なるのでガラスコーティングの効果をしっかりと理解した上で施工するようにしましょう。
この記事を読んだ方のコーティング選びの参考にしていただければ幸いです。

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