ガラスコーティングとセラミックコーティングの違いをIICが解説

著者情報

株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史

2008年にガラスコーティング専門店の株式会社カービューテイーアイアイシーに入社
現在まで2,000台以上のカーコーティング,ガラスコーティングの施工実績を持ち、特に輸入車などの施工実績が豊富である。カーコーティングのオプション作業としてホイールコーティングの実績も豊富で様々な知識と技術力を有す。

ガラスコーティングとセラミックコーティングの違いを調べているということは、これからコーティングを施工するにあたりどちらのコーティングに使用か検討されているのではないでしょうか?
結論から申し上げますと、効果効能に優れており、持続性が高い商品はセラミックコーティングとなります。今回の記事では、セラミックコーティングとガラスコーティングの違いについて徹底解説していきます。また、コーティングプロショップのIICがおすすめするセラミックコーティング3種についてもご紹介して参りますのでコーティング選びの参考にして頂ければ幸いです。

1章 ガラスコーティングとは

ガラスコーティングとは

ガラスコーティングとは車の塗装面にガラス質のコーティング膜を形成させる作業のことです。車の塗装面にガラス質の被膜を形成することで、紫外線や熱による劣化を抑えることが可能となります。熱や紫外線劣化を防ぐことで塗装面の色あせや塗装の剥離を抑えることが可能となります。また、洗車時の防汚性効果(汚れ落ち)もよくなるため洗車などのお手入れも劇的に楽になります。

関連記事:ガラスコーティングとは効果,費用を徹底解説

2章 セラミックコーティングとは

セラミックコーティングとは

セラミックコーティングとは、金属や酸素、窒素、炭素の化合物を主成分のカーコーティングでコーティング被膜が厚く耐薬品性に優れたコーティングとなります。一度施工すると研磨作業で磨かなければ取れないほど強固な被膜を形成する製品となります。最近では、ガラスコーティングに変わりセラミックコーティングが普及されつつあります。

では、ガラスコーティングとセラミックコーティング果たしてどちらが良いのでしょうか?次の章で両者の違いを徹底解説していきます。

関連記事:セラミックコーティングの効果,費用を徹底解説

3章 ガラスコーティングとセラミックコーティングって何が違うの?

ガラスコーティングとセラミックコーティングって何が違うの

ガラスコーティングとセラミックコーティングどちらがお勧めかと聞かれれば、プロの視点からお伝えするとセラミックコーティングがおすすめとなります。セラミックコーティングはガラスコーティングに比べ、コーティング被膜が厚いのが特徴です。その為光沢に優れます。そして、耐薬品性能にもセラミックコーティングは優れるため酸性雨の酸性物質や融雪剤などのアルカリ物質などからコーティング被膜が劣化しにくいため長期間塗装面を保護し続けます。

ガラスコーティングとセラミックコーティングの違い

耐薬品性能 持続性 光沢(輝き) 硬度(硬さ) 汚れづらさ 被膜の厚み(輝き)
セラミックコーティング 5~7年 (1~12μ程度)◎
ガラスコーティング 3~5年 (0.3μ程度)△

上記の図のようにガラスコーティングとセラミックコーティングの性能を図で比較しました。ガラスコーティングよりもセラミックコーティングの方が硬度が固いため塗装面に細かい傷が入りづらかったり、耐薬品性能に優れるためセラミックコーティングはガラスに比べ持続性が1.5~2倍ほど高くなります。愛車の光沢を向上させ長期間美しい状態を保ちたいとお考えならセラミックコーティングがおすすめとなります。

ガラスコーティングとセラミックコーティングの費用

セラミックコーティングの光沢
続いては、ガラスコーティングとセラミックコーティングの費用の違いについて見ていきましょう。

各種コーティングの費用相場 費用
セラミックコーティング 15~30万
ガラスコーティング 7~15万

上記の図のように、ガラスコーティングとセラミックコーティングの違いは価格面でセラミックの方が高くなります。その理由は、耐薬品性能や膜厚が厚いためコーティングの材料費がガラスコーティングに比べ1.5~2倍程度高額となります。しかし、持続性や効果効能が高い点からコーティングを施工するならセラミックコーティングをお勧めさせていただきます。

セラミックコーティングとガラスコーティングどっちがおすすめ?

セラミックコーティングとガラスコーティングどっちがおすすめ

効果効能や持続性、愛車を長期間きれいな状態に保つという観点ではセラミックコーティングがおすすめとなります。しかし、すべての方が愛車に究極の輝きを求めている分ければありません。そんな点から下記の2項目を参考にコーティングを検討していただければと思います。

効果効能が高く持続性を求めるなら
セラミックコーティング

高い持続性や効果効能を求めるのであればセラミックコーティングを選ぶようにしましょう。先ほどもお伝えしましたが、セラミックコーティングは耐薬品性や耐擦り性能が高いため、コーティング施工してから1年後、2年後の状態はガラスコーティングに比べ綺麗です。光沢や防汚性効果などの観点からもセラミックコーティングを選ぶようにしましょう。

コストを安く抑えたいなら
ガラスコーティング

とにかくコストを抑えたいと考えているならガラスコーティングがおすすめです。ガラスコーティングも他のコーティング(ポリマーコーティング、ワックス)に比べ効果効能は高くなります。気軽にコーティングしたいと感じた方はガラスコーティングを選ぶようにしましょう。

セラミックコーティングの驚きの効果

セラミックコーティングとガラスコーティングどっちがおすすめ

セラミックコーティングを施工すると硬度が増すため上記のようにライターで擦りつけても傷が入りづらくなります。濃色車や青空駐車のオーナー様におすすめのコーティングとなります。

以上がガラスコーティングとセラミックコーティングの違いでした。続いては、IICで取り扱うセラミックコーティングについてご紹介していきます。

4章 IICがおすすめするセラミックコーティング

4章では、コーティングプロショップの㈱カービューティーアイアイシーが実際におすすめするセラミックコーティングについて解説していきます。IICがお勧めするセラミックコーティング2種をご紹介しますのでコーティング選びの参考にして下さい。

おすすめセラミックコーティング①
systemX(システムX)

おすすめセラミックコーティング① systemX(システムX)

カービューティーアイアイシーでおすすめする1つ目のセラミックコーティングはsystemXです。

アメリカの航空宇宙産業に特化したコーティング研究開発会社によって開発されたセラミックコーティングとなり、主に飛行機や船舶といった、自動車とは比べ物にならない過酷な環境下を想定したコーティング剤の開発に特化していたこともあり、ガラスコーティングや他のセラミックコーティングでは真似できないほどの、圧倒的な塩害耐性と最大耐久年数(持続年数)10年を誇る被膜の圧倒的強度が特徴です。

被膜硬度9Hと滑らかな肌触りで摩擦係数を減らし、洗車時に付着しがちな擦り傷性能も最高
従来のセラミックコーティングでは真似できないほどの深みのある艶、耐紫外線性耐薬品性能を備えます。

撥水性能は超疎水となり、セルフクリーニング効果が高いだけでなく雨染みになりにくいといった特徴があるイチオシのセラミックコーティング剤です。

弊社ではお客様の予算や要望にあわせて持続性3年、6年、8年、10年でそれぞれ6種類のご用意があり、もちろんマット塗装車にも対応出来ます。

6種のラインナップの中でも「systemXMaxG+」はSystemXシリーズ最高峰のセラミックコーティング剤となり、従来のsystemX Maxコーティングと比較して光沢を更に30%も向上させる事を実現いたしました。

systemXセラミックコーティングの商品ラインナップついて詳しい内容はコチラをご覧ください

systemXセラミックコーティング【日本総代理店】はこちら

おすすめセラミックコーティング②
SCHILD®GLATTE

おすすめセラミックコーティング② SCHILD®GLATTE

カービューティーアイアイシーでおすすめする2つめのセラミックコーティングはSCHILD®GLATTE(シルト,グラッテ)です。

カーコーティング専門店である弊社が開発したフラグシップモデルとなり、最上級のコーティングを求めるお客様にご満足いただくために生み出されました。
5層までの重ね塗りをした際には最大耐久年数(持続年数)7年を誇ります。

撥水性能は超撥水となり、 接触角が140°となるため、通常の撥水よりも高いレベルの水弾きが期待出来ます。
塗装面の滑々具合も撥水ならではで触りたくなるほど艶々に仕上がる点と、洗車時の水の拭き上げが楽になるセラミックコーティング剤です。

あらゆる劣化要因から塗装面を強固に保護し、酸性・アルカリ性にも強く、酸性雨、紫外線など車のボディを劣化させるあらゆる要因からボディを守ります。

ガレージ駐車や淡色車におすすめです。

SCHILD®GLATTEコーティングの詳しい内容はこちらをご覧ください。

まとめ

ガラスコーティングとセラミックコーティングの違いについて解説してきました。ガラスコーティングよりも効果効能や持続性が高いのがセラミックコーティングとなりますので、愛車を長期間きれいに保ちたい!光沢を向上させたい!傷やシミをつきづらくしたいとお考えの方はセラミックコーティングを選ぶようにしましょう。

セラミックコーティングはガラスコーティングに比べ価格が1.5~2倍となりますが、持続性や効果効能も2倍程度となりますのでご予算があればセラミックコーティングを施工してあげることで数年後の輝きに違いが出てくるでしょう。

そして、セラミックコーティングを施工しようと思ったらIICでお勧めするセラミックコーティング3種を参考にしていただき愛車の輝きを実現して頂ければ幸いです。この度は最後までお読み頂きまして誠にありがとうございます。多くのお客様の豊かなカーライフが実現できることを願っております。